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紙QSLカード発注のトホホな話し

今どき紙のQSLカードとか作らねーだろ。と言われそうですが、
印刷業者に発注して作成してみた。

そして、やらかしました。(かなりトホホな状態です)

間違い探して笑ってください。

QSLカード印刷業者の現状

QSLカードの印刷業者といえば、昔から「オノウエ印刷」が有名で、高品質なカラー写真のカードを
作成できました。私も過去に3回3000枚ほど注文しました。

作成したい原稿写真を送付して、文字の色やフォント、レイアウトを雛型から指定すれば、ほぼお任せで
校正までやってくれた。(1000枚で1万円ほどだったと記憶)

ところが、家庭用カラープリンターの普及や低価格化。
そもそも無線人口は減少の一途で、需要は激減。
現在オノウエ印刷はQSLカード部門を切り離し分社化し、さらに業務そのものを休止しているそうである。

激安印刷業者「プリント・パック」を利用してみる

最近、松岡修造さんがテレビCMやっている「プリント・パック」という激安印刷業者を利用してみた。

最初に結論から言っておきますが、低価格だから品質が悪いとか、塩対応されたとか一切なく、
原稿(データ)の入稿から、印刷、発送までスピード感があり、行程毎に連絡メールが届き、
500枚のQSLカードはたった5日という短期間で納品された。

品質も悪くなく、とにかく低価格で早いところはうれしい。

マットコート(半光沢紙)厚め、両面4色カラー、500枚で税込み1970円。

2000円以下て、白紙のQSLカード500枚買うより安いんだが・・。

脱字はワイが原稿しっかりチェックしなかったのが100%原因 誤「AICH」正「AICHI」

激安料金にはそれなりの理由があります

今回、私がやらかした結果が激安の理由と言ってもいいかも知れません。(>_<)

原稿は依頼者の責任で作成し、プリント業者は基本的にそれをプリンターに流し込むだけ。

プリンターで印刷できないデータを入稿した場合は、再作成を要求され、作業は止まり納期は延びます。

原稿データ作成にはPCと専用ソフトと知識が必要

PC持っていないといきなり詰みとなります。

PCでのデザイン系アプリの操作知識が必要で、多くがサブスクでお金のかかるソフト。
そこのところが敷居が高いと言わざる得ません。

端から個人ではなく、法人の総務部あたりがターゲットなのかも知れません。

アマチュア無線家のおじいちゃんだってフォトショップくらい使えるところを見せつけてよろうと
頑張りましたが、いい加減な性格なので、誤字を見つけられませんでした。(-_-)

かみさんに届いたカード見せたら、秒で指摘されました「あいちょ」てなんなんて

制作アプリ一覧

プリントパックのサイトから引用しています。

「イラレ・フォトショ」でAI形式、PSD形式で作成するのがデフォ。
その他としてPDF形式でもOKという感じだ。

PhotoShopで作成

私はPhotoShopで作成してみました。

さすがに白紙からの作成だと印刷不能データが量産される可能性が大きいので、
トンボ付きのひな型が準備されていた。

確かに「AICH」になってますな。

お札だったら「エラー品」としてプレミア付きそうですが、500枚のゴミが作成された。


レポート面も「タテ・ヨコ」両方準備されている。(写真はヨコ)

プリント原稿の作法として、裁断の余白を考慮するとか、色はCMYKで作成するとか、
レイヤーは一つに結合するとか、細かいルールはある。

QSLカードは電子の時代です

もう、島根は機能不全の崩壊状態だし、同じシナリオでキャストを変えるのではなく、
いい加減にシナリオを変えないといけないところに来ていると思うのですが。

当局、eQSL、hQSL 、LoTW対応しております。

プリント・パックのサイトはこちらです。