今回は、Turbo HAMLOGのhQSLの話です。
アマチュア無線にカンバックしてから、電子QSLについていろいろ調べました。
とりあえず、eQSL.cc、ARRL(LoTW)、QRZ.comに登録。
eQSL.ccには課金してSilver会員?になった。(オリジナルQSLを登録可能)
どれもQSLとしての最低限の機能はあるものの、全般的にデザインのカスタマス性が良くない。
はっきり言ってしまうと、デフォルトでのデザインがダサすぎる。
電子QSLがダサいと感じる理由
<eQSL.ccのカード表示>

これは私がeQSL.ccで公開しているQSLですが、赤枠の部分。
交信情報はしっかり記載されていて何の問題も無いのですが、
分かり辛いというか、イケていないと感じませんか。
hQSL(Turbo HAMLOG)というカラパゴス

hQSLの標準定義で出力したものですが、eQSLを踏襲したようなデザインになっています。
作者自らカラパゴス的電子QSLと言ってしまっているhQSLですが、
日本国内ではこれがスタンダートと言ってもよいレベルで普及していると感じる。
おそらく、理由はシンプルで、昔からのユーザー数が多いという事と、
メールによるデリバリー方式で、QSLを取りに行くのではなく、届けてくれるところが
とても便利なんだろうと思う。
自前で構築するデータベースは最小限で、他人のインフラ環境(メール送受信)をうまく
利用するところは強かで賢いなと思う。
QSL定義というマニアックな機能
前置きがながくなりましたが、ここからが本題です。
Turbo HAMLOGには昔から、紙QSLカードの印刷位置を調整するための定義ファイルが
存在していますが、hQSL用定義ファイルも存在します。
はじめに書いてしまいますが、このマニアックなQSL定義は他にはない「神機能」であり、
電子QSLの可能性を感じました。(もうこれでいいと思う)

QSL定義を利用して、紙QSLカード風のレポート枠を電子QSLに取り込んでみた例です。

印刷する位置やベースの画像を変更する事も可能です。
紙QSL風のレポート面をそのまま表示したものも作成してみました。(表示位置は変更可)
表示されているQSLはサンプルです。自分から自分宛の内容です。
QSL定義の公開とダウンロード
これ、いいんじゃね?よ思われた方。パクっていただいて結構です。
「下方バージョン」と「可変バージョン」(任意の場所に設定可能)を公開しますので、
ダウンロードしてお持ち帰り下さい。
ファイルはTXT形式でアップロードしてあります。
ダウンロード後、お好きなファイル名に変更、拡張子を”mQSL”に戻してください。
QSL定義の使用方法と解説
<前提>
- 確認環境 Windows11 Pro 25H2 (Turbo HAMLOG、hQSL最新版が正常に動作していればOK)
- インストール先 c\:Hamlog
- QSL用の画像ファイルのサイズ 1024 X 652 ピクセルのJPEGファイル
以下のファイルをc\:Hamlog 直下へコピー
- ダウンロードしたQSL定義ファイル(拡張子”mQSL”)
- QSL用JPG画像ファイル (サイズ1024 X 652ピクセル)

hQSLを起動して「ファイル」->「QSL定義ファイルを開く」

ダウンロードした定義ファイルを選択して開く

hQSLを起動
- 「QSL定義」にチェックを入れる
- 「QSL編集」ボタンをクリック

QTH(常置場所、移動先)、JCC#、氏名/ハンドル名
「QSOありがとうございました」お好きな文言に変更可能
下方バージョンの場合出力位置は固定なので変更不要
※変更すると全体の表示位置が変わります
下方を透明にする範囲を指定します
下方バージョンの場合出力位置は固定なので変更不要
手順1で c:\Hamlogへ配置したファイル名を指定(拡張子”JPG”も含め)
画像サイズ1024 X 652 ピクセル
このサイズでないと正しく動作しません。(サイズ変更の場合、修正が必要)
適当なQSOデータを選択して「サンプル」ボタンをクリック

実際にメール送信したい場合は、自分宛のダミー(架空)QSOデータを
作成してQSL送信してみましょう。
自局コールサインの表示
定義ファイル末尾に「自局コールサイン出力」があります。
今回はベースの画像ファイルに自局コールサインを含めたので出力させませんでしたが、
赤枠の一文の先頭文字 “;(セミコロン)”を削除すると左上にコールサインが表示されます。


各行の先頭が “;”または”空白”の場合、何もないもの(コメント)として扱われます。
自分なりのカスタマイズをしてみて下さい
QSL定義ファイル内の命令文にできるだけコメントを入れました。
参考リンク