【Turbo HAMLOG】紙QSLカードのQRコード印刷とバーコードリーダーの導入

Turbo HAMLOG公式サイトのトップページに「紙のQSLカードにはQRコードを印刷してください」というメッセージがある事にお気づきでしょうか。

いきなりですが、実際にQRコードを印刷したQSLカードをご覧ください。

右側の赤枠の付いたQRコードです。
これを印刷してくださいというお願いです。

今回はこれが何の役に立つのか、どうやって読み込むのか、どうすれば印刷できるのかを説明したいと思います。

もう一つのQRコードは当局のブログ(このサイト)へ誘導するためのトラップです

QRコードの用途について

送られてきたQSLカードのQRコードを読み取って、Turbo HAMLOGの「QSL受領マーク」を書き込むために使用するものです。

全自動で受領マークが書き込まれるわけではなく、作業を簡略化するものです。
具体的な手順を説明します。

QSL未着コール順一覧を開く

Turbo HAMLOGを起動し「表示」→「QSL未着コール順一覧」を開く

QSL未着コール順一覧が開きます。

今回はサンプルQSOを使用。私自身のコールサインJS2EYUとの交信がターゲットです。(赤枠)

この状態(QSL未着コール順一覧ウィンドウを開いた状態)でQRコードを読み取る

QRコードを読み取るとHAMLOGがターゲットQSOデータを検索して修正ウィンドウを開いてくれます。

続けて「Insert]キーを押す

Insertキーを押すとQSLの受領マークが入力される

QRコードを読み取るとこで、一覧からターゲットQSOを探して開くという作業を省略でき、
生産性爆上がり!?というわけです。

バーコードの内容は以下の通りですが、ユーザーはそこまで意識する必要はありません。

!!JS2EYU_251030_0728_7_FT8_JS2EYU

「!!相手局コール_交信日_交信時刻_周波数_モード_自局コール」こんな形式です。

今回は説明のため同局(JS2EYU)の交信になっていますが、通常ではありえません。
!!の後は相手局のコールサインになります。

バーコードリーダーの購入と設定

QRコードの読み取りができるバーコードリーダーが必要になります。
購入する際は注意が必要です。

Turbo HAMLOGのサイトでも紹介されていたTeraというUSB接続の二次元コードリーダーをAmazon
購入してみました。

Tera バーコードスキャナー USB 有線 QRコード 1次元コード 2次元コード対応 日本語対応 自動検知スキャン バーコード編集 日本語説明書 ハンディスキャナ バーコードリーダー 型番 3206

付属品は取扱説明書だけで、お値段は驚きの安さ2,169円(2025年12月)

初期設定

Windows10以降であれば、ドライバーなど必要なく、 USBポートに差し込むだけです。

バーコードスキャナーはPCから見るとキーボードとして認識されます。
初期設定のままだと、英語配列キーボードとして認識され、記号類(:@_$など)が正しく表示されません。

!!JS2EYU=251030=0728=7=FT8=JS2EYU

英語配列キーボートとして使用すると’_'(アンダーバー)が ‘=’になってしまいます。

バーコードスキャナーの設定で、日本語配列キーボードに変更する必要があります。

設定変更方法は付属の取説に書かれています。

バーコードスキャナの設定はバーコードを読み取ることで行います。

「日本語」と書かれたQRコードを読み取るだけです。

ところが、私の環境ではどうしても日本語に設定できません。
初期不良の可能性もありますが、2千円なのであきらめます。

PC側で英語キーボードとして接続する

不本意ではありますが、PC側の言語に「英語」を追加して、スキャナを使用するときだけ手動で「英語」に切り替えて使用します。

スキャナが英語版ならPCも英語版にしてしまえ!という発想です。

手順を簡単に書いておきますので、同様の症状に悩まれている方、最後の手段として
参考にしてみてください。

「設定」→「時刻と言語」→「言語と地域」を開く

「言語の追加」ボタンから「英語(米国)」を選択して言語を追加する。→再起動

バーコードスキャナを使用するとき、タスクバーの日本言マークをクリック

キーボードレイアウトをENG 英語(米国)に切り替える

この状態で読み込みを行う

!!JS2EYU_251030_0728_7_FT8_JS2EYU

正常に取り込みできました。

スキャナの使用終了後、再び日本語に戻す必要があります。

解決策が分かったら追記したいと思いますが、紙カードが届くのは1年に1回程度なので、きっと忘れてしまうことでしょう。

みなさん私に紙QSLカードを送るときは、QRコードの印刷をお願いします!<m(__)m>

QRコードをQSLカードに印刷するには

Turbo HAMLOGのサイトにも書かれていますが、設定は超簡単です。

STEP
QSLカード印刷定義ファイルの確認とバックアップ

現在使用しているQSLカード印刷定義ファイルを修正する必要があるので
確認と万一の場合に備えてバックアップを取っておきます。(任意)

Turbo HAMLOGを起動「オプション」→「QSLカード印刷」を開く

①現在使用している印刷定義のファイル名(覚えておく)

②「定義ファイル」ボタンをクリック

ファイルの場所が表示されるので覚えておく
私はCドライブ直下の「c:\Hamlog」フォルダ

この画面は「キャンセル」で閉じる

ファイルの保存場所を開いて、現在使用している定義ファイルの
バックアップを取っておく。

例:QSL定義紙プリントパック裏縦_Backup.qsl

俺にはバックアップなど必要ないぜ!という場合は不要です

STEP
QSLカード印刷定義ファイルを編集する

対象QSLカード印刷定義ファイルをテキストエディタなどで開く

#QRCode 700, 740, 220, 0, “!Ca”

この1行を適当な場所に追加する。

意味は以下の通りです。

  • QRCode : QRコードを印刷する命令
  • 700 : Left 左からの印字位置を0.1ミリ単位で指定
  • 740 : Top 上からの印字位置を0.1ミリ単位で指定
  • 220 : Width QRコードの幅を0.1ミリ単位で指定
  • 0 : Height QRコードの高さを0.1ミリ単位で指定(WidthまたはHeightのどちらかをゼロ指定
  • “!Ca” : 自局コールサイン(自局のコールサインが自動設定される)

Left、Top、Widthの値は自身のQSLカードのデザインに合わせて調整してください

QSLカード定義ファイル名をデフォルト(インストールした時のファイル名)で使用している方は必ずファイル名を変更してください。
※デフォルトファイル名はバージョンアップ時に初期状態に戻ってしまいます。

修正完了したら保存して閉じてください。

プリントパック社のレポート面印刷定義

以前、このブログで紹介した激安「印刷通販プリントパック」でQSLカード作成された方。
レポート面の印刷定義ファイルを作成したのでお裾分けです。(縦のみ)
よろしければお持ち帰りください。
多少のズレはありますが、ゼロから作成するよりましかと思います。

拡張子は”txt”でアップロードしてあります。ダウンロード後 “qsl”に戻して使用してください。