前編はこちら
伊勢奥津から伊勢本街道を一部走り、松阪へ戻ります。
ルートはこんな感じです。(実走ログではありません)
奥津の交差点から国道368号線(伊勢本街道)を進みます。
ここから飼坂トンネルまではひたすら上りです。ここが地味にキツイ。
途中橋の上、名松線とクロスする。
列車と絡めて撮影したいが、どうもタイミングが合わない。
1.4キロほど8〜9%の上りが続く。
トンネルが見えた。
テールライトを点灯するため、停車していたら、
作業をしていたおじいちゃんに話しかけられた。
松阪〜奥津を往復していると言うと、「若いでいいな」みたいな事を言われたが、
それほど若くない。軽く会話して再スタート。
トンネル内は上りだが、歩道は狭い歩行用しかなく、自転車は走行不能。
クルマにあおられながら、頑張って車道を走ります。
途中2〜3台のクルマに抜かれたが、LEDのテールランプを点滅モードで
点灯していたので、目立った筈。
トンネルを抜け、少し下ると、左に外れる細道があるので、そちらへ進む。
それが、伊勢本街道の旧道。(そのあたりは事前に調査済)
伊勢本街道の説明板があった。
徒歩でなら、トンネルを通らずに旧道で峠越えも可能なようだ。
この辺りは、結構風情のある建物があり、山間の旧街道という感じ。
ひっそりとした旧街道。生活感のある住宅もチラホラと存在する。
橋の欄干はステンレス製だが、木製の橋の名前が書かれた部分は昔からの
物を残しているのだろう。
背後には、廃墟?と新しい鉄橋が写り込んでいる。
そして、左側に立派な常夜灯があり、「上多木の常夜灯」と書かれている。
常夜灯の向かいには「旧三木屋跡」の看板のみ
そして、ここで伊勢本街道とはお別れ。
県道30号線、43号線を経て、松阪方面へ向かう。
やがて、川沿いを進み民家も無くなってきた。
道はほぼフラットで、風もなく日本の原風景みたいなものに癒される。
ここ(下之川)で県道29号に分岐し、
激坂峠(清水峠)ヒルクライムが始まる。
道幅はすぐに狭くなり、つづら折りの坂道が続く。
道幅は狭く、クルマだと、対向車が来るとすれ違うスペースがない。
しかし、交通量は激少で、下りで1台乗用車とすれ違っただけ。
ドライバーと目が合ったが、自転車である事に驚いた表情は明らか。
この辺りが上り切った地点、
薄暗い林道のクネクネ細道の下りは全開で行けるわけもなく、
ガードレールのあるところはほとんどなく、コースアウトしたら滑落。
薄暗い林道を下り、明るく視界が開けるとすぐ橋があり、
橋の上からの景色はご覧の通り。
ここを左折して川沿いをガンガン下る。
この後は、基本下り基調で、道幅も広く高速区間となる。
ガンガン下る。交通量は少なく、そこそこ視界もよく、
対向車をそれほど気にする事もない。
下りるに連れて、民家も点在してきた。
とにかく、快適な下り。
道幅も広がり、弱い追い風もあり「ヤッホー状態」で高速走行。
不思議なくらいクルマがほとんど走ってない。
田畑があまりに綺麗だったので、停車して、自転車と共に撮影。
この後は、松阪の市街地に向けて田んぼの1本道を走る。
写真中央に大型商業施設の看板が見え、市街地に戻って来たことを実感する。
追い風にも押されて、砂だらけだが、広い歩道を高速走行する。
この後の写真はなし。
14時ごろには、デポ地松阪駅前にもどり、松阪牛を食べることもなく、
さっさとクルマで帰宅。
距離的には短かったが、景色に癒されたポタリングとなった。
今度は、名松線に乗車する目的で来たい。
おわり
2016年1月からの走行距離 1334.4Km
コメント
街道沿いの、古い町並みがいいです。
2005年の名松線の写真、みごとに乗客が一人も写っていませんね・・・。
私もどう見ても年下と思われるドライバーさんに「がんがってるねぇー、学生さん?、ジュースあげるよ」と言われたことあります。
名松線、鉄チャン的見地から言えば、存続させてほしいけど、
実情は廃線になっても致し方ない状況だと思います。
ところで、50過ぎのおっさんに学生さんはないでしょう。
名松線、久しぶりに乗り鉄に行きましょう!!
お元気ですか。
すっかり鉄分は薄くなりましたが、自転車乗ってても
鉄道沿いを無意識に走ってます。
実は名松線乗った事ありません。
紅葉の季節や雪の時期もよさげです。また企画してくださいな。