<名古屋市>ぷらり散歩  ~昭和レトロを探して~(堀田~内田橋~高蔵~金山) | Silent Dream | an氏の雑記

<名古屋市>ぷらり散歩  ~昭和レトロを探して~(堀田~内田橋~高蔵~金山)

フォト散歩してきました。
今回は名古屋市堀田駅から内田橋、高蔵、金山を回りました。
少々長い記事になりますが、最後まで御覧ください。

名鉄堀田名店街 耐震工事に伴い閉館へ

名鉄堀田名店街は耐震工事に伴い、2022年春で閉館、全店閉店ということです。

名店街の看板がいい味出しています。

老舗店といえども例外ではありません。
半分シャッターが降りた状態で営業中とありますが、営業しているようには見えませんでした。
まん防期間中、夕方5時以降は酒類禁止と書かれています。

コロナ禍と重なり自粛ムードの中、人知れずフェードアウトしていく店舗も少なくなく、
そうならない事を祈るばかりです。

色あせたメニューサンプルです。
お世辞にも旨そうには見えませんが、これも見納めかと思うと寂しいです。

実際営業している店舗はわずかで、すでに移転した店舗も何店かありました。

昭和的レトロがまた一つ消え去ります。

八丁畷公園と松田橋遺構

フォト散歩まだまだ続きます。
堀田駅から内田橋方面、名鉄豊田本町駅へ向かいます。

堀田駅から国道1号を南下し、地下鉄堀田駅を過ぎたあたりに松田橋交差点があります。
その歩道橋の下に八丁畷公園なるものがあり、松田橋遺構がありました。

詳しくは以下の通りです。

要訳すると、昔むかし織田信長が道路奉行に道を整備させ、浜道(熱田~笠寺)が作られた。
後に徳川家康が東海道を整備し、浜道は東海道の一部となり、田んぼの中を通って
いたので八丁畷と言われた。
そして、このあたりを流れていた用水路に掛かっていた橋が松田橋だった。
保存されていた松田橋の親柱を使って松田橋を復元して、八丁畷公園としました。

松田橋交差点の歩道橋の上から撮影。
奥の道が旧東海道で、真っ直ぐ進むと山崎橋、笠寺方面です。

ダバシのレジャラン

そして堀田から歩いて来たのが名鉄豊田本町駅

駅前にはいきなり昭和レトロ感あふれる「ゲーム ビリヤード 卓球」のネオン文字。
一見、廃墟の様にも見えますが、2階には現役バリバリのゲーセンがあります。
地元ゲーマー界隈では、ダバシのレジャランといえばココ。
正確には「名古屋レジャーランド内田橋店」です。

初めて来ると入り口がどこか分かりません。
ビギナーには厳しい「ダバシのレジャラン」
右でも左でも好きなところから入って下さいという事のようです。

自動ドアを開けると無造作に放置されている土のう?
禁止事項の書かれた紙が至る所に貼られたバイオレンズゾーン。
カオス感半端ないですが、狭い階段があるので2階へ上がりましょう。
外見とは対象的に最新の音ゲー筐体などがあり、今どきのゲーセンです。

いちご牛乳でも飲んで落ち着きましょう。
自販機上のテントに書かれた「毎度有難う御座居ます」がいいですね。

内田橋の商店街

国道247号線を渡り一本奥の商店街を歩き、昼食をとれる店を探します。

この看板懐かしい。
目玉が動くと思うのですが、この日は動いていませんでした。

昼食はここ「大黒屋」さんで味噌煮込みうどんを頂きました。

鉄パイプにビニールを貼った庇(ひさし)。
店舗用ひさしテントというらしいのですが、破れてボロボロになったものを沢山見かけました。

内田橋

橋の左側が七里の渡し場です。

下を流れるのは新堀川です。

伝馬町から地下鉄で西高蔵へ

内田橋から伝馬町交差点に向かって歩きます。

こういうの見つけると何故か写真撮ってしまいます。

いろいろなパターンがあります。

地下鉄で2つ先の西高蔵へ向かいます。

高座稲荷社・高座結御子神社

地下鉄西高蔵駅を出て東に100mほど歩きます。

高座稲荷社

太閤秀吉公が幼い頃、母に手をひかれてお参りしたとされる言い伝えから、「太閤出世稲荷」
と称され、古くから立身出世、商売繁盛のお稲荷さまとして信仰されているという。

高座結御子神社

子供の頭をたたいてはいけない!

「子預け虫封じ」

幼児の無事成育と虫封じとをお祈りして15才まで神様にお預けし、
お守りをいただき、満15才になったらお礼参りをするという信仰の神社です。

その期間は神様にお預けした子供ですから、頭をたたいてはいけない。

寒い日曜日の午後。赤ちゃんを連れた若い親子が参拝に来ているのを見かけました。

高座結御子神社を出てしばらく歩くとこんな低いアンダークロス。
子どもの頭をたたかないのはもちろん。自分の頭をぶつけないように注意が必要です。

静かなる鉄道記念碑 沢上交差点

大津通りと八熊通りの交わる沢上交差点にひっそりを残る名古屋市電のレールと敷石。
昭和49年に全廃されるまで沢上交差点には熱田線と八熊東線が交わっていました。

また、近くのJR、名鉄線を渡る沢上跨線橋には名古屋市電の架線柱が現在も残されています。

沢上跨線橋

最後に沢上跨線橋から行き交う電車をしばらく眺めます。

いきなりキハ85が通過していきます。
ココは金山~熱田間の東海道線。なんで高山線や紀勢線を走る特急型の気動車が
走っているのか不明です。

そして金山方面へ線路沿いを歩き、ぷらり散歩終了です。

消え去る昭和レトロ、今なお健在な昭和レトロ、置き去りにされる昭和レトロ、
保存される昭和レトロ。

ちょっぴりセンチメンタルな気分になりました。

コメント

  1. TenTem より:

    この、そこまで壁があって塗装されていなかった写真僕も好きです。
    場所によりますが一時しか魅せない貌とでも言うのでしょうか

  2. チッチ&ポッポ より:

    キハ85は熱田駅まで回送されて次の発車まで待機していますよ😆

  3. an氏@管理人 より:

    コメントありがとうございます。

    塗装されていない壁を塗るチャンスは今しかないと思うのですが、
    どうすんでしょうかね。

    キハ85は笹島ではなく、熱田でお昼寝もあるんですね。
    レア物かともいましたが、そうでもなかったようですね。
    しらさぎは熱田で時々見かけますが。