ユピテルのサイコン(ハンディーナビ)が修理から戻って来た。
そもそも、どこが故障したかというと、USB端子の接点破損。その他の機能は完全動作。
昨年9月の購入であるため、保証期間内ではあったが、物理的な破損のため保証外になる可能性もあった。
一応打診して1万円以上の費用がかかるなら、他メーカーなどに乗り換えるつもりであったが、
無償対応として頂いた。
ただ、今回の症状は、私の取り扱いが悪いわけではなく、ユピテルの設計上の不備というにも理不尽な
原因といえる。
次の写真を見て頂きたい。

修理後ではあるが、これがユピテルのUSB端子の拡大写真
5本ある金色の接点金具がプラステック台座から剥がれて接触不良となる事象であった。
実は、ユピテルだけでなく、他のモバイルブースターでも同様の端子で同じ事象となった事がある。
一方、既に数年酷使しているソニー製のナビは全くこのような事象は発生しない。
ここでもう1枚写真を見て頂こう

こちらはソニー製ナビのUSB端子の拡大写真
ユピテルと比較してお分かりだろうか、金色の接点がプラステック台座に覆われていて剥離しにくい
構造になっている。
今回ユピテルで発生した破損原因の対策版の端子と言ってもよい。
ここで、もう一度ユピテルの端子の写真をよく見ると、金色の端子がむき出しになっており、オスの端子を
押し込むとき少しでもずれたら、またぐにゃりと剥離する恐れがある。一触即発状態とも言える。
ユピテルにおいては、次期モデルはソニーと同様の端子として頂ける事を期待したい。
今回無償対応として頂いているので、そのあたりは既に把握していると思うが。

ついでにもう少し改良して頂きたい点を私の視点から書き添えておく。(あくまで一個人の要望)
<1>マップの細道が細すぎて見えない。

マップの見た目としては美しく、道路幅が分かり安いが、実際に自転車で走りながら確認するには細すぎる。
自転車の場合、幹線道路より細道を走る頻度が多く実用的ではない。
液晶画面のサイズによる表示領域の限界という事なのか、それにしても見えないものは、見えない。
またソニーとの比較になるが、写真をみて頂きたい。

ソニーのNAV-Uの場合、国道1号線も細道もほぼ同じ太さで表示する事ができ非常に分かり安い。
自転車で実走中は、その場に居るわけなので、マップ上の道路幅が他の道路と比較して細いのか太いのかなど
どうでもよい。実はソニーの場合、道路幅の表示を設定で変更できる。

私は道路幅を「太」に設定して常用している。

<2>マップを拡大(広域表示)するとインポートしたルートが表示されない。
ユピテルの場合、マップを2.5km表示以上にするとインポートしたルートが表示されなくなります。
またソニーとの比較

広域表示してもルートはしっかり表示される。
これになんの意味があるかと言われると、漠然とこんな感じのルートだよ、と言うのが把握できるだけであるが、
これって重要な事だと思う。
ここまで、ソニーと比較するなら、ソニー使えばいいだろ。という事になるが、ユピテルにもよいところは多々ある。
でも今日は書かない。
言いたいことは、今後のユピテルに大いに期待したい。
以上