シマノの11速対応の激安ホイールを買ってみた。
11速化には少々興味はあるが、必要性がないので、すぐにどうのこうのと言う事はしない。
簡単なインプをしようと思うが、スプロケ付けてタイヤ履かせて、持ち上げた瞬間
「あ、また無駄遣いしたか・・・」てないやな感じ。
さてさて、まずは見た感じだが、1万7千円(税込)にしては、かっこいいデザイン。
完組ホイールなんて、性能よりまずはカッコよくなければ売れないので。

特徴的なのは、リアのリムが非対称な事。
11速化に伴いフリー幅が広くなるので、オチョコが極端になる事によるスポークテンション差を軽減する為に
非対称のリムが使用されている様だ。
スポークは見るからに安ぽいが、平たいエアロ形状になっている。

ハブに関しては、まあ、こんな物かて感じ。(芝生の上を暴走したので汚れている)
リムはスチール製で、かなり頑丈にできている。スポーク数が少ない分、リムで強度を保っている。
当然その為重量は重い。最近の安物完組ホイールは、スポーク数を減らす為にリムの強度を上げる必要がある為
重量は増傾向にある。見た目優先で強度を保つために重量増となるわけだ。
カッコよくて軽いホイールはやはり10万円以上出さなければ手に入らない。

フロントはこんな感じ。
ハブは普通のカップ式のベアリング。自分でメンテナンスできるのはいい。
スポークは16本しか無い。リムは鉄製でかなり重い。(縦のたわみ強度を上げるためだろう)
このホイールの欠点はフロントが重すぎる事。
スポーク本数を増やしてでも、もう少し軽量のリムを採用して欲しかった。
一言でこのホイールの特徴を言うと
「カッコいいけど重すぎる」
言いかえると
「でも、安いから重いことに目をつぶればカッコよくていい」
そう、性能より見た目重視というのが今のホイールの市場真理。

ところで、フロントハブだが、箱から出して、シャフトを手で回してみたら硬すぎる。
ベアリングの玉当たり調整不良。調整し直そうとしたが、ハブスパナのサイズが合わない。
しかも、内側と外側のナットのサイズが同じだ。同じサイズのスパナが2本必要という事。
Amazonで安物をポチっておいたが、納品は明日以降。
今日は、玉当たりが硬いまま走行。ペダルを止めると、みるみるスピードメーターが下がって行く。
まるで罰ゲームの様な試走となった。
従って、走行フィーリングに関するインプは正確にできないが、まあ、普通に走ると思う。
重い分は、脚力で補って下さいませ。
自分でメンテナンスできない場合ホイールは、信頼のおけるショップでの購入をお勧めする 。

しかし、秋晴れのよい天気だった。
ところで、なんで俺こんなホイール買ったんだろう。
仕事が忙しすぎる事によるストレス解消か・・・。
危ないな。たぶんこれ使わないと思う。
終わり

追伸
11速対応ホイールだが、9速、10速のスプロケにも対応している。
9速の場合は、ホイールに付属するスペーサーを使用。
10速の場合は、ホイールに付属するスペーサーと、さらにスプロケに付属するスペーサーの2枚を噛ます。