「ビスタライン」のタイトルですが、自転車で「ビスタラインという激坂を上ったとかそういう
記事ではありませんから。

先月ですが、岡崎の街をふらふら散歩してきました。
今回は自転車ではなく、クルマで岡崎城まで行って。

久しぶりに岡崎城へ上りました。

天守閣の展望台でこんなものを発見。
ビスタラインスコープ。
早速覗いて見ると・・・なるほど、なるほど。

ビスタラインをご存じない?
そんな方の為に今日は簡単に説明しておきましょう。
この筒を覗くと・・・。

こんな風景が見えます。
この写真の中央付近に見えるものがあります。
もう分かりましたね。

え?
分からないですか。
ならば、もうちょっと拡大してみます。

矢印のところです。(1630万画素のデジカメて凄いですね)
なんだかはっきりしませんか。
とりあえず、行ってみましょう。
歩いて行こうかと思いましたが、心が折れてクルマで行くことにしました。(駐車料金もったいないし)

岡崎公園前の国道1号線の歩道の片隅でこんなものを発見。
ビスタライン岡崎市と刻印してあります。
ビスタラインの岡崎城側て事か。

途中で昼ご飯食べたりして、ビスタラインの事忘れて帰りそうになりました。

はい、着きました。
岡崎城から見えた矢印の場所です。
「大樹寺ですね」
以前、名鉄挙母線廃線ポタの記事で紹介した大樹寺です。

あれ?
大樹寺前の歩道にもこんなものが。
ビスタライン眺望点 岡崎城△大樹寺
岡崎城から大樹寺が見えたということは、大樹寺から岡崎城も見えるという事です。

あ、ホントだ。
岡崎城が見えた。
え?
分からないですか。
また拡大してみますね。(1630万画素のデジカメね)


こちらは、矢印なしでもはっきり分かりますね。
大樹寺から岡崎城を眺望するラインの事をビスタラインと言います。
詳しい説明がしてありました。

特に条例があるわけでもないのに、岡崎の人たちの間で370年もの間このビスタラインを遮る
高層物が建設される事がなかったそうです。
ビスタラインの記事はこれでおしまいです。

せっかくなので、拝観料を納めて大樹寺を見学してきました。
松平八代、徳川歴代将軍の位牌がここ大樹寺に安置されていました。
等身大の位牌というのが面白かったです。
中は撮影禁止ですので写真はありません。
一見の価値はあります。機会があれば是非拝観しみてはいかがでしょうか。

最後に、お寺によくあるこれ。私好きです。

意味がよく分からない方のために。
拡大しておきます。(1630万画素のデジカメね)

おわり