雨上がりの日曜の午後
ふらふらあてもなくカメラぶら下げてお散歩。
久しぶりに保管ボックスからカメラ出して電池入れたら、設定が全て初期状態にリセットされてた。
感じるままに適当にシャッターを切る。

今日は基本、絞り全開(F2.0)縛りで撮影に臨む。
仮想NDフィルターをオンにして露出オーバーを避ける。最近のデジカメは便利だ。
絞り全開なので、自然と撮り方が決まる。物の見方が決まる。
しかし、X100Sは35mm単焦点レンズなので、ぼかしを生かした効果は出しにくい。
結論から言ってしまえば、ほぼ意味はなかった。

このくらい遠近差を付ければぼかしはできるが、焦点距離50mmで解放域F1.2くらいのレンズが必要だ。

歩きながら妙なものを見つけてはシャッターを切る。
色あせた偽バラが日曜の閑散としたビル街でさらに淋しい。

X100Sは、AFポイントが少し前ピンになる傾向があるように思う。
絞り全開だと堅調に現れる。
基本的にレンズは絞って使うものだが、X100Sについているレンズ如きで、解放域の味を出すのは無理か。

ビルの狭間に突然現れる天満宮の鳥居
名古屋3大天神社のひとつ「桜天神社」     
   

天気はすっかり回復して少々暑い。

セントラルパークをふらふら散歩
やっぱり前ピンだ。
機械に任せず、ピントは自分で合わせにゃいかんな。     
   

ベタな名古屋写真。これ解放じゃあないな。

コーラ飲みながら、コーラの看板撮影。
やっぱり、コーラは赤だよな。黒いゼロコーラ飲みながら思う。    
    
ビルのガラスに映る秋の雲    

うだうだしているうちに日は西に傾きはじめる。
秋の夕暮れは一気に進む。    
もう帰ろう。

おわり

撮影 : FUJIFILM X100S
RAW現像 : Lightroom バージョン : 5.7