前編に続き旧田口線廃線跡ポタリングの紹介をします。
前編を読んでいない方は読んでね。

稲目トンネル内は、こんな感じで区分された歩道がありました。
もちろん自転車も走行可能です。
途中、2カ所クルマが激突したのか、柵が歩道側へ大きく変形しているので
ハンドルを引っかけないように注意しましょう。
このトンネルはもともと田口線用に建設されたもので、廃線後拡幅されました。

稲目トンネルを出るとすぐ橋があります。(上の写真の赤い橋)
さらにすぐ下に平行して古い橋がありますが、
これは森林t鉄道の廃線跡なのか?(よく分かりません)
赤い鉄橋の下に古い鉄道用と思しきコンクリートの橋脚が見えます。

さらに国道を直進すると小学校があり、左手にこんな狭い鉄橋があります。
これが旧田口線です。国道を離れてこちらに進みます。
ここからは、終点の三河田口駅まで廃線跡の道路を進むだけです。

鉄橋を渡るとすぐに狭いトンネルがあります。
看板には、「段差注意」と書かれています。
トンネル内の路面は確かに荒れていて凸凹かつ、
轍は水たまりになっているところもありました。

結構長いトンネルでしたが、出口が見えました。
ロードバイクで来たことをちょっと後悔しました。

こんな感じの杉林の中を進みます。(緩い登り基調です)
ここからは、デジカメの撮影モードダイヤルが「超高感度」モードに
ずれいたことに気付かず、
ご覧の通り極悪画像になってしまいました。

ここからはトンネルが結構あり、相変わらず路面は荒れています。

トンネルを抜けると長い橋があり、またトンネルです。
GPSがまともに受信できません。

またトンネルです。時々釣り人のクルマとすれ違います。

川沿いを走ります。この辺りの道は、
GoogleマップやSONYのナビの地図には存在していません。

そして突然視界が開けました。
ここが、終点の旧三河田口駅跡です。
数年前までは、旧駅舎が崩壊寸前で残っていたそうですが、
私がここで見つけたものは。

駅舎のあった場所に散乱する木材と覆い茂る夏草。
完全に崩壊していました。事前に知ってはいましたが、
実際に目の当たりにしてちょっとだけセンチメンタルな気分に
なっいてしまいました。

崩壊した駅舎の近くに「駅裏」と書かれた看板を発見。

実は、この辺りにダム建設が予定されていて、
実現した場合この場所は完全に水没するそうです。

民主党政権になった時に、中止されるのではという事もありましたが、
今後の行方は分かりません。
確実に時は流れ、鉄道の存在すら人々の記憶から消えて行くのでしょうか。

この日の走行GPSログ(GPS情報を拾えていない場所が多々あります。)

自転車で走行可能な廃線ルート(現在は完全に封されて進入できません)2020年2月追記

おまけ

オプションプチヒルクライム
近所の千枚棚田をチラ見してきました。

おわり