我が家のファイルサーバーを更改しました。
タイトルにあるように1万円でサーバーを購入しました。
ジャンク品とかではありませんよ新品です。
HP ML110 G7 OSレスモデル  定価¥100,500  → ¥10,950
いわゆるアウトレット品てやつです。(売れ残り処分品ともいいます)
NTT-Xを散策していて何となく衝動的に買ってしまいましたが・・・。

外見はこんな感じです。
5インチベイにHDDのリムーバルが付いていますが、これは、ファイルサーバー仕様に後付け
した物で、本当はDVDドライブが1つ付いているだけです。

スペックをまとめておきます
•CPU:Celeron G530 (2core 2.4GHz 2MB 65W)
•チップセット:Intel C204
•メモリ:PC3-10600E  DDR3 ECC 2GB x1
•光学ドライブ:SATA x1
•NIC:NC112i PCI Express Gigabit サーバアダプタ(Intel i82574L) x2
•HDD:250GB(Seagate) x1
•電源:ATX電源 350W
•VGA:オンボード
•サウンド:無し
•OS:あるわけない
でも、これで1万円なら十分ですよ。
但し、メモリーが2GBというのは寂しいので、もう2GB買い足しました。
DDR3のメモリーなら数枚余りがあるのですが、ECCでないと動作しない様です。

ハードディスクも250GBじゃあOS入れて終わりなので、買い足します。

ところで、OSがないと動きません。
いろいろ迷ったあげく、忘れ去られたWindows Home Server 2011を購入する事にしました。
なにやら、お値段は半額で8,000円程度になってます。但し、あと3年程度でライフサポートは終了し
継承されるバージョンもない様です。

話がOS方面になってしまいましたので、サーバーに戻したいと思います。
それでは中を覗いてみましょう。

壱万円とは思えない、しっかりした作りになってます。
印象的なのは、でかいCPUクーラーです。

サーバー系マシーンなので、こんなでかい冷却板なんですかね。
HDDの前には冷却ファンがなく、後ろにあるCPUファンでケース外から空気を吸い込む構造に
なってます。

PCIカードを刺す部分はプラスチックの箱で仕切られており、前部に専用の冷却ファンがあります。
この辺りも、市販のパソコンケースとはちょっと違いますね。

プラスチックの仕切りを外すと、ご覧の通りPCIのスロットがあります。
とりあえず何も増設する物はありません。

メモリスロットは4つあります。
1枚は増設したものです。
はじめに書きましたが、ECC機能付きのメモリしか使用できません。
Windows Home Server2011は64bit OSなので、最低4GBは積みたいですからね。

HDDは標準で4台装備可能です。
しかし、旧ファイルサーバーに沢山HDDがあるので、さらに5インチベイにHDDを装備できる様に
リムーバブルケースを追加します。

DVDドライブは撤去しました。
サーバーですから、OSのインストールが終われば、ほとんどDVDドライブを使用する事は
ありませんから。
リムーバブルケース2つで ¥4,500 プラス

結局6台のHDDを搭載しました。
2TBのミラーと1TB3台のRAID5(2TB)で構成しました。
RAIDカードは高価なので、ソフトウェアRAIDにしましたが、RAID5は酷く遅いです。

マニュアルが無いと思っていましたが、ケースのふたの裏側にありました。
さらに付属のネジ類が一切無くて、仕方なく手持ちのネジを使用しましたが、よく見ると

こんなところにありました。
分かるか!
結局壱万円サーバーに掛かった総額は
約¥35,600
でした。
ハードディスクは旧ファイルサーバーから移植しました。
終わり

Amazonでは壱万円以上しますが、まだ購入できそうです。