アマチュア無線カンバックと今どきのアマチュア無線

長らくブログ更新サボっておりましたが、何を思ったのか。

アマチュア無線を再開してみる事になりました

趣味の王様?「アマチュア無線」の現状

滅び行く世界です。

1995年がピークらしく136万局あった局数は2025年8月時点で33万8,434局(総務省統計資料より)
30年間で100万局以上減少している。

JARL(アマチュア無線連盟)が発表した令和7年3月の会員数は、正員・家族会員合わせて50,664名。

75才以上(後期高齢者)の占める割合は約39%

51歳以上の会員が46,698名で全体の92%

31才以下の会員はわずか913名。
男女比は、男97%、女3%。

誤解を恐れず書くと、「おじいちゃん」の集まりと言われても反論できない。

私はギリギリ50代だけど60才など若手の小僧。

毎月約1000局減少しているらしく今後30年でほぼゼロになるペース。

「私をスキーに連れてって」世代のカンバックを願う

アマチュア無線人口のピークが1995年ということだが、ちょうどその頃ホイチョイプロが作成した
トレンディー映画「私をスキーに連れてって」がヒットしていた。

劇中、ゲレンデで連絡を取り合う手段としてアマチュア無線機が使用されており、
無線など興味もなかった若者が触発され、連絡手段としてライセンス取得して開局ラッシュとなった。

なんと、うちのかみさんも4アマ持ってますから。(大学受験より勉強したらしい)
もちろん最初の5年で局免は失効してそれきり。

私もこの頃に開局した一人だけど、33年間コールサインを失効させることなく、使いもしない電波利用料を
毎年払い、5年毎に忘れずに局の更新申請をしておりました。

この世代にアマチュア無線の免許を持った人が多く、ちょうど60才の定年を向かえる時期。
新規で免許取得する人など皆無であり、定年後時間に余裕があれば、もう一度コールサインの取得をしてほしい。
カンバックしてほしい。

もちろん若い世代の方にも興味をもってほしい。

今どきのアマチュア無線

カンバックしたところで、一緒にやっていた仲間もいないし、何をやるんですか?となります。

そこで、今どきのアマチュア無線事情をちょっとだけ紹介します。
とりあえず最後まで読んでみてください。

チャンネル(周波数)のうばいあい

心配不要です。
ガラガラです。(2エリア愛知県など)

昔、ピーク時の430MHz帯は、どこまわしても誰か使ってて空き周波数がありませんでした。

空いてても使い始めると怖いおじさんが出てきて「使ってます!」とか怒られました。
今でも希にありますが、無理しなくても他の周波数に移ればガラガラですから。

144MHz帯は無線機壊れたのかと思うくらい誰もしゃべっていません。

違法トラック局も随分減りました。
アマチュア無線機付けたトラックは仕事できない時代になってます。

基本的に現在アマチュア無線やっている人たちは

「やさしいおじいちゃん」ばかりです。

マウントとり

アマチュア無線あるあるですが、どんな世界にもあります。
マウントとりは動物の本能ですから仕方ありません。

マウントとる方へのお願い(厳守)

  • 自分と同等もしくは上の人に対してのみ行ってください。
  • 初心者には絶対やってはいけません。

マウントとられたら取り返しましょう。

老害

みんな老人です。

お互い数年でいなくなってしまうのである程度は許容しましょう。

知らない人との会話とか怖すぎる

「CQ,CQ,CQ」知らない人と初見で会話して自分の名前を伝えるとか「怖すぎる」
ネット時代に生きる若者にとっては至極当たり前の事だと思います。

特殊な「人間力」というか「コミニュケーション能力」が必要な趣味だと思います。
私も未だにうまくコミニュケーションできていませんが、みんな大差ありません。

「それはちょっとな・・・」という方にも楽しみ方はあります。

マイクは不要

ここからが、今どきのアマチュア無線の紹介です。

最近(結構前だけど)流行はデジタル通信です。
マイクでしゃべる必要はありません。

インターネットと融合した通信もあり、なんなら無線機も要りません。

無線機を使わない通信は無線ではないという意見もありますので今回はスルーします。

はじめに断っておきますが、一般の方に今どきのアマチュア無線の雰囲気を説明するもので、
正確性よりも分かりやすさやイメージを優先します。OMさんの厳しい突っ込みはご遠慮ください。

FT8

「FT8」というのはデジタル通信の「通信モード」だという認識でよいです。

難しい事はなしで写真を見ていきましょう。

これが私の「FT8」で遊ぶ環境です。

中央の「7.041」と表示されている箱が無線機です。

最新の機種ではありませんが、これ一台で、多くのバンドに出ることができる「お買い得機」です。
お値段は、iPhone17 Proとほぼ同じです。

手前にあるのはMacのキーボードとトラックパッド(マウス)です。

そう、パソコン使って通信します。無線機とパソコンはUSBケーブルで繋がっています。

無線機はUSB接続できるFT8対応機を使用するのが簡単でよいです。買いましょう!

専用アプリ

専用のアプリをインストールして通信します(無料)

コックピット感あってかっこいいでしょ。

<拡大>画面上段には使用している周波数帯が黄色や赤色で表示されています。

電波が出ている場所が視覚的に分かります。

<拡大>画面下段は通信している人のやりとりが表示されます。コールサインや電波強度など。

緑色は「CQ (呼び出し)」している局です。
マウスでクリックすると応答することができます。

交信内容はシンプル

例 JAxAAAがCQ出してJRxZZZが応答する

  1. CQ JAxAAA PM75
  2. JAxAAA JRxZZZ PM95
  3. JRxZZZ JAxAAA +10
  4. JAxAAA JRxZZZ R+5
  5. JRxZZZ JAxAAA RRR
  6. JAxAAA JRxZZZ 73
  7. JRxZZZ JAxAAA 73

上記が標準的な交信内容ですが、
混雑しているときやコンディションが不安定なときは短縮バージョンで行われます。

あらかじめ設定しておけば、応答したい局をダブルクリックするだけで、
自動的に上記交信をパソコンが送信してくれます。

これが無線と言えるのか?何が楽しいのか?という意見はありますが、
世界中でFT8で交信している人はたくさんいます。

デジタルモードで通信することで、微弱な電波でもパソコンが解析(デコード)して交信を成立させてくれます。

貧弱な無線設備(アンテナや出力)でも意外な長距離交信ができるところにロマンがあると感じます。

便利ツール(アプリ)との連携

<ログ記録アプリとの連携>

交信が成立すると、相手局のコールサイン、電波強度、位置情報などが記録されます。

パソコンと連携することで、紙に記録したり、キーボードから入力する必要はありません。
全自動で交信ログが記録され、そのデータを利用して最近では電子QSLのシステムなどに
転送できたりします。

<地図アプリとの連携>

FT8では、受信電波に位置情報(GL)を持っており、地図ソフトと連携すれば、
リアルタイムで、おおよその局位置を地図上に表示することができます。

上の写真はあまり遠くの局はありませんが、コンディションがよければ国内だけでなく、
お隣の大陸や思いもよらない遠方からの電波も受信できます。(自分の電波が届くとは限らない)

パソコンの横に無線機置いて、チャットでもやっているかの様に遊ぶことができます。

FT8にはルールや作法があり、他の人の迷惑にならないように配慮は必要です。

はじめに環境構築が少し大変ですが、突き詰めていくと奥が深くハマる人にはハマります。

30年前と比べてアマチュア無線は進歩していて、楽しみ方も多様になっています。

アマチュア無線の免許を持っている方

もう一度だけアマチュア無線の世界を覗いてみませんか。

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