Canon EF50mm F1.8II レンズはこれ1本だけ。
おそらく、キヤノンのEFレンズの中で、一番安価なものだろう。
昔Amazonで8,990円で購入した。
現在は、新モデルのEF50mm F1.8 STMとなり実売価格16,000円程度で、
値上げされている。(もちろんその分性能も上がっている)
安いのもうれしいが、とにかく軽量コンパクト、デジタル一眼レフのデカイ、
重たいを軽減してくれ、首から カメラぶら下げて、
街をぷらぷらしようという気にさせてくれる。
肝心の写りの方だが、8,990円という価格から考えたら大満足だ。
もちろん、値段ゆえに妥協している点も多々あるが、見て見ぬふりをする。
今回は、絞り開放域での撮影がメイン。
(前回FUJIFILM X100Sでの失敗のリベンジ)
とにかく、開放でF1.8という明るさ。
ボケを生かした撮影をしないと、このレンズは、
普通の50mmレンズで終わってしまう。
発色はイマイチに思えるが、撮影当日は、鈍曇りで、
今にも雨が降り出しそうな、午後2時くらい。
焦点50mmのレンズだが、カメラがAPS-Cなので実質80mmの中望遠レンズだ。
この80mmという画描は嫌いではないが、撮影は得意ではない。
カメラはEOS 40D
昔のエントリーモデルで、ファインダーが非常にしょぼい。
フィルム時代にEOS 1Nとか使用していたので、どうしても比較してしまう。
ファインダーの視度調整がいい加減にされていたこともあって、
ピントの山が分からない。 (本当は老眼の進行のため)
安いレンズなので、AFの精度も悪いのか、わずかにピンが外れた写真が多い。
(要するにへたくそて事だけど)
有松には、何度も何度も何度も来ているが、80mmの視点で撮ると、
違った見方になる。
とにかく、他にレンズはもって来なかったので、80mm縛り。
80mmの脳に切り替える必要がある。
何を撮りたいのか、何を表現したいのか、定まらず、中途半端な写真が多い。
レンズのボケ味も生かせていない。
有松の旧東海道では、条例で、街道にそぐわないデザインの建築物は建て
られないらしい。
駅前には高層マンションがそびえるが、アンマッチ感もいいと思う。
祇園寺
有松旧東海道の上を走る第2環状線。
これは、条例違反ではないのだろうか、
有松の旧東海道の景観を著しく損ねている。
この後、電車で本笠寺へ移動します。
笠寺観音付近をふらふらと歩く
水かけ地蔵さん。穏やかな顔をされている。
笠寺観音のカメ池に架かる橋。通称カメ池。(亀がたくさん居る池)
何やら、道路拡幅の計画があるらしく、
池の一部が立ち退きの対象になるとか・・・。
本笠寺駅にもどり、電車で帰りました。
最後になるが、EF50mm F1.8 II はボケ味に独特なクセがある。
(味と言ってもいい)
一方、絞り込むと Lレンズにも劣らない、シャープさもある。
この辺りは、単焦点レンズならではの強みだろう。
ところで、 新型EF50mm F1.8 STMは、絞り羽が5枚から7枚に増え、
最短撮影距離0.35mになったようだ。
FA機構もモーターがSTMになった。しかし重量は増加している
(金属マウント化されたため)
ただ、光学系に変更はなく、コーティングのみ変わったようだ。
買い替えも考えたが、私は軽量な旧型(50mmF1.8II)を使い続ける事にする。
撮る楽しさを再認識させてくれる楽しいレンズです。
ぜひ、おひとつどうぞ。
昔のhama角フードをはめてみました。
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