2026年度の運行継続が決定
存続問題に揺れる名鉄広見線 新可児〜御嵩 区間。
2026年度は現状での運行継続が決まりました。
御嵩町と可児市が引き続き支援する形で名鉄との合意がとれた。
晩秋の広見線を訪問
2025年11月最後の週末、快晴の秋空のもと広見線を訪問。
ふるさと川公園 (新可児〜明智)
新可児駅を出た列車は大きく右にカーブして可児川沿いを走ります。

可児川沿いの河原は「ふるさと川公園」となっており、全長560メートルにわたり広見線が公園脇を
並走します。

ふるさと川公園(新可児〜明智) 新可児大橋より俯瞰
雲ひとつない快晴の秋晴れ。

ふるさと川公園は南側の河原にもあり、対岸から撮影。
すぐ後ろには可児市役所庁舎がある。

可児川沿いのススキと6000系。
ふるさと川公園を離れ、可児川の北側を並走していた広見線は鉄橋を渡り南側を並走する形で
明智駅へ向かいます。明智駅は廃線となった八百津線の乗り換え駅でした。
明智を出るとしばらく田園風景が続き東海環状道をアンダークロスして顔戸駅に到着します。
顔戸駅を出ると再び可児川を渡ります。広見線は可児川に沿う形で進みます。
駅間は短く電車の速度も速く、程なく御嵩口駅に到着します。
御嵩口駅
御嵩口駅は終点御嵩の一つ前の駅です。
背後には「みたけの森」の木々が色づき、秋の深まりを感じます。

御嵩口駅に停車中の御嵩行き6000系電車。

御嵩駅から来た上り電車も撮影。
基本的に同じ車両が往復しており、車両のバライティーはありません。
御嵩口〜御嵩
広見線は旧中山道沿いを走る路線でもあります。

御嵩口駅から御嵩駅沿いの街道には古い民家も多く宿場町の雰囲気が残っています。

御嵩口を出て列車は左に大きくカーブするとすぐに終点御嵩駅に到着します。
以上、2026年度は現状維持がされることとなった名鉄広見線末端区間の秋の風景でした。
いつまでもこんな御嵩の秋を走る電車を見ていたいものです。
2027年度以降みなし上下分離方式」での運行継続を目指す
2027年度以降の存続はまだ決まっておらず、「みなし上下分離方式」での運行継続を目指し、
名鉄との協議が続けられます。
少し前の広見線
最後に少し前の広見線の写真を紹介しておきます。

レンゲ畑 撮影地:顔戸〜御嵩口

5月の風景 撮影地:顔戸〜御嵩口

懐かしの3730系 撮影地:御嵩口ホームより

御嵩駅で折り返すパノラマカー 撮影地:御嵩駅
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