保存できない場合の対処方法として、 「轍」というフリーソフトを使用して、間引きする
方法を以前紹介しましたが、
今回は、GPSログが分かれてしまったときに結合する方法を紹介します。
これも「轍」というフリーソフトを使用します。
※ここでは、「轍」がPCにインストールされていて使用できる状態であることを前提とします。
GPSログ活用ツール『轍 Wadachi』について - 轍 Wadachi
轍 WadachiはGPSで取得したトラックログを取り込み、スクロール可能なマップ上に簡単に表示するWindowsアプリケーションです。写真の撮影場所を特定して地図上に配置したり、.......続きを読む
前回の記事はこちらです(8000点オーバーの対処)
たとえば3つに分かれてしまったログを例に手順を紹介します。
※ルート1,2,3を結合します。
ルート1
ルート2
ルート3
手順1 GPSデータ形式の確認それぞれのGPSログデータはGPX形式である必要があります。
もしKML形式の場合は、ルートラボにいったん取り込んで、
GPX形式でエクスポートしましょう。
※「轍」がGPX形式しか対応していないからです。
轍の最新バージョンはKMLファイルに対応しておりますので、ルートラボ経由で
エクスポートする必要はなくなりました。(後日追記)
手順2 「轍」に結合したいGPSデータをすべてインポートします。
「ファイル」→「インポート」を選択して下さい。
ひとつずつインポートしても構いませんが、
CTRLキーを押しながら一度に複数のファイルを選択しても構いません。
インポートが終わったら、「トラック」タブを選択してください。
分割されたGPSデータがトラックとして3つインポートされた筈です。
手順3 トラックを結合する。
結合したいトラック(GPSデータ)をすべて選択して(CTRLキーを押しながら選択)
右クリックして下さい。
メニューが表示されるので、「結合」を選択しましょう。
3つのトラックが結合されて1つになります。
手順4 結合されたトラックをエクスポートする。
結合されたトラックを「エクスポート」します。
「ファイル」→「エクスポート」を選択して、エクスポートするログ形式を選択します。
KML形式、GPX形式など、目的に合わせて選択して下さい。
適当なファイル名を指定して保存します。
これで、結合完了です!
コメント
すげえ^^
今度、結合やってみますね。
どうなるか、ちょっと楽しみです^^
轍には、いろいろ面白い機能があります。
例えば、自宅までGPSの電源入れたまま帰ってきて、
ログに残ってしまうことってよくありませんか?
そんな時は、「最後のXXキロを削除する」という機能が
あります。私は重宝してます。
自転車乗りが開発したソフトみたいですから。
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