長い記事になりますが、一気に行きます!
曲がった事が大嫌いな私。(本当はそうでもないけど)
今日はひたすら真っ直ぐ走るポタリングに出かけてきました。
こんなルートです。
(画像をクリックすると本物のルートラボにリンクします)
ご存じの方も多いと思いますが、
このルートは旧尾張サイクリングロードです。
頭に旧が付くのは、このサイクリングロードは既に廃止になっているからです。
詳しくはこちら(ウィキ)を参照して下さい。
大治町(おおはる)の浄水場から、一宮の朝日取水場までの約15キロを結ぶ、
一直線に伸びたサイクリングロードです。
木曽川から名古屋まで水道を引くための水道管の上に整備された自転車でした。
だから、ひたすら真っ直ぐなんですね。
さて、廃止となった今、サイクリングロードはどうなっているのでしょうか。
自宅の豊明市を出て、熱田神宮の前で写真撮影です。
今日は昼から雨の予報です。
しかし、既に朝から雲行きは怪しく、
いつ降り出してもおかしくありません。
堀川にかかる橋です。こんな橋があるんですね。
思わず止まって撮影してしまいました。
佐屋街道を走り、中村公園の鳥居の前まで来た当たりで、
雨がポツポツして来ました。
思ったより早いぞ。
庄内川を渡る辺りで、本降りになってしまいました。
でも、雨は覚悟していたので、
ウィンドブレーカーを着て走ります。
大治町の浄水場に着きました。
ここから、朝日取水場まで一直線のサイクリングロードを走ります。
ここがスタート地点です。
真っ直ぐに道が伸びています。なんだかワクワクしますね。
ところが、1キロも走らないうちにいきなり国道にぶち当たり、
迂回を余儀なくされます。
そりゃあ、今時、一直線に15キロも街中を1本道が貫けるわけがありません。
さて迂回です。すぐ近くに交差点があり、すんなり向こう側に行けました。
何本も道路を横切ります。そのたびに左右を確認して道路を横断します。
高速道路が現れ、完全に行き止まりです。
この時が一番雨が激しく降っていました。
雨の中、迂回路を探します。
高速道路下の側道のどんつきにサイクリングロードの看板を発見。
「サイクリングロード」という看板は、これが最初で最後でした。
廃止になったときに外し忘れたのか。
所々に町名の書かれた看板があります。
甚目寺町に突入です。(現あま市)
いきなり駅のホームが現れ、行く手を阻まれます。(名鉄の七宝駅です)
迂回するしかありません。
すぐ近くに踏切があり、すんなり迂回できました。
振り返ると電車がホームに入って来ました。
美和町へ突入(現あま市)
住宅街を真っ直ぐ進みます。
この辺りから、田んぼの中をひたすら進みます。
雨が降ってなければ、爽快なんでしょうが・・・。
また道路に突き当たります。
ここも近くに交差点があり、すんなり迂回できました。
途中にこんな休憩所がありました。
どう見ても、サイクリングロードのための休憩所です。
真っ直ぐ一本道がひたすら続きます。雨も降ったり止んだりです。
100メートルおきくらいに「止まれ」があり、
思うように走れないところもあります。
ブラインドになっているところは、
止まって左右を確実に確認しないと危険です。
また行き止まりです。今度は川です。
堤防に出ることができず、最寄りの橋が右側なのか左側なのか分かりません。
適当に右側へ走り、橋を探します。しかし、これが大ハズレで、
2キロほど走っても橋がありません。
やっと橋を見つけて対岸に渡り堤防道路を戻りますが、
かなりルートから離れてしまいました。雨が激しくなって来ました。
対岸からさっきまで居た場所が見えました。
そして、ふと右側を見ると近くに橋があるじゃあないですか。
右ではなく左に走れば、すぐに橋があったんですね。トホホです。
気を取り直して、ひたすら真っ直ぐ進みます。
いきなり柵があり、自転車道は駐車場になってます。
名古屋市水道局の管理地なのに駐車場ていうのはいかがなものでしょうか。
車は止まってませんでしたが。
またまた、名鉄です。これは尾西線か?
迂回しようとしましたが、よく見ると、すぐ近くに小さな踏切がありました。
未舗装で、雨でぬかるんでいましたが、自転車を降りて渡りました。
もうすぐゴールの筈です。
名鉄を越えた辺りから、少し雰囲気が変わります。
両側に銀杏の木が立ち並ぶ鬱蒼とした道になります。
銀杏の木にはぎんなんが鈴なりになっています。
もうそんな季節なんですね。
祖父江町に突入です。(現稲沢市)
尾西市に突入(現一宮市)
そして、ついに朝日取水場が見えました。
ここがサイクリングロードの終点です。
そして・・・・
堤防に上がると木曽川が目の前に広がっていました。
ここから名古屋市へ水道水を引いているんですね。
私は、その水道管の上を自転車で走って来たわけです。
ひたすら真っ直ぐに・・・。
実際はこんな感じで迂回せざるを得ないでした。
画像をクリックすと本物のルートラボへリンクします。
この日の総走行ルートはこちらです。(ルートラボにリンクします)
帰りは名古屋市街を暴走して帰りました。
蛇口を回すと出てくる水道水にも長い長い旅路があるんですね。
終わり。
コメント
あの道走ったんですか。
オイラ的には突っ込みどころ満載なんですが、事情が全部分かるだけに突っ込むのはやめておきますね(笑)
ちなみに水道水の輸送じゃなくて木曽川の原水の輸送です。
朝日取水場(今は無人で動いてるんですよ)で木曽川の水を取り込んで、大治浄水場で水道水にしています。 朝日取水場は大治浄水場からの遠隔操作です。
同じ事を犬山取水場→鳥居松沈殿池→春日井浄水場、鍋屋上野浄水場ってルートでもやってます。
何故か自転車じゃない方に突っ込んでしまいました(笑)
雨の中お疲れ様でしたm(__)m
せっかく作った自転車道を廃止するのは、もったいない気がしました。
でも、一部は生活道路として活用されている様でした。
知多半島の自転車道は、全線完成前に放棄された様ですし。
私も自転車乗り始めてすぐに走りました。
何回も道を見失いながら木曽川に、そして家に着いた時は「すごいぞ自分」と自分を褒めていました。自転車で50Kmなんてその当時は考えられなかったですから。
tsunは家から近いですから走った事あるんですね。
確かに普通の人に自転車で50キロ走ったて言うと驚かれますね。
200キロ走ったとか茶臼山登ったて言うと変態扱いですからね。
でも、冷静に考えるとやっぱり変態ですよ。
私は一般人ですけど。