CanonEOS6DのフォーカシングスクリーンをEgに交換してみた。
交換手順と、どんな感じかをレビューしてみたいと思う。
そもそもなんでフォーカシングスクリーンを交換するのかというと、
オールドレンズなどをマニュアルフォーカスで使用する場合、標準のものより
Egにした方が、ピントの山がつかみ安いという事らしい。
高価なものでもないし、簡単に自分で交換できるので試してみます。
スクリーンの購入と付属工具について
Amazonで2千円程度で購入することができます。
カメラの機種によって色々あるので、使用できるか確認して購入しましょう。
Egsは EOS6D MarkIIでは使用できない様です。
中身はスクリーン本体と、脱着するための工具が付属しています。
工具というよりは、つまみ取るための専用ピンセットという感じのものです。
ブルーの出っ張りを押すと先端の口がワニの様に開きます。
また、ブルーの先端の鍵(耳かきみたいなやつ)で、固定爪を外したり、
スクリーンホルダーを押し上げたりします。
交換手順1 電源オフしてレンズを外す
交換手順を説明します。
電源を切って、レンズを外します。
言うまでもありませんが、ミラーやスクリーンを素手で触らない様に注意しましょう。
指紋や汚れが付着すると、クリーニングが面倒ですから。
ミラーがほこりだらけですが、気にしません。(写りませんから)
余計なことして、想定外の事態になることがよくありますから(・ω・)
交換手順2 スクリーンホルダーを外す(リリースする)
上の写真の「赤丸」の下にある爪を付属工具の青い部分の先で(耳かきを使う様に)
引き上げると、ぽろりとスクリーンホルダーが下がります。
スクリーンフォルダーがリリースされて、ミラーの上に降りた状態です。
交換手順3 スクリーンを取り外す
付属工具の青い部分を押して、ワニの口部で「パクリ」とスクリーンの出っ張り部分を
噛み付いて取り外します。
こんな風に素手で触らずにカメラから取り出し、
スクリーンの入っているケースの中にでも立てておきましょう。
空になったスクリーンフォルダーです。
交換手順4 新しいスクリーンをフォルダーにセットする
取り外しの逆の手順で、工具で新しいスクリーンを摘まみ取って、カメラの中の
スクリーンフォルダーにセットします。
交換手順5 フォルダーを元に戻す
確実にスクリーンがフォルダーにセットされていることを確認できたら、
付属工具を使用して、耳かき部分でフォルダーを引き上げて、爪に引っ掛けます。
「カッチ」とか音はしませんが、工具を放しても落ちてこなければokです。
元の状態に戻ったらレンズ付けて、電源入れて撮影できればokです。
どうでしょう。簡単でしょう!
何度も行う作業ではありませんが、慣れれば、5分程でできます。
くれぐれもミラーとかスクリーン本体に工具をぶつけて、
傷を付けない様に注意しましょう。
オールドレンズで遊ぶ
オールドレンスの装着方法はこちらの記事をどうぞ
今回は、Voigtlander Color-Heliar 75mm F2.5 Lを装備して、
近所の公園で遊んできました。
EOS6Dに装備したColor-Heliar 75mm F2.5 L
コンタックスマウントからEFマウントに変換アダプター咬まして装備しています。
このマウントアダプターは、「とりあえず取り付けることができます!」
的なものですが、ガタつきもなく、ピントズレもなく使用できます。
一応、ダミーの情報を返すチップが付いている様で、どんなレンズを付けても
F値は1.4となります。実際は、レンズの絞りリンクの値となります。
絞り優先か、マニアル露出で使用できます。
もちろんフォーカスはマニュアルだけです。
思いのままにシャッター押した写真を掲載します。
今時のレンズと違って、なんとなく味があると思いませんか。
ボケ具合とか・・・。 発色とか・・・。
このレンズ、F5.6位絞るとカリカリの高解像度になります。
最後になりますが、交換したフォーカススクリーン。
私は、ピント合わせがし易くなったと感じました。
ファインダー覗いた時の印象は、やや暗くなつた様に感じますが、
ピントがずれている時のボケが大きくなった様に感じます。
その分、ピントが合った時のクリアー感ははっきりします。
マニュアルフォーカスを多用する方は、交換した方が良いと思います。
戻す事も簡単にできますし。
オートフォーカスは便利で確実ですが、時にはマニュアルフォーカスでじっくり
シャッターを押すのも良いです。
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