乙女ギア 12-30T 導入
若い頃は11-25Tの男前ギアでイキってゴリゴリやってましたが・・・。
もう、素直にサイクリングを楽しむ年になりました。(・ω・)
実は、11-27T、11-28Tと徐々に交換してきたのは内緒です。
そして、リアディレーラーのキャパの限界である12-30Tに到達しました。
チャリダー界隈で言われている、いわゆる「乙女ギア」てやつです。
ちなみに、私は現在も10速現役。リムブレーキで頑張ってます。(強がり)
登りが遅く、下りで少しでも踏んで追いつくタイプなので、
トップギアが12Tというのが気に入りませんが、10速の6700シリーズは
これしかないみたいです。
あぁ、写真は箱だけです。
せっかちなので、届いたら速攻で取り付けて、そこらを走ってしまいました。
今日は交換方法の説明はしません。簡単ですが、専用の工具が必要になります。
自転車乗り「あるある」でよく聞く
一回走行すると、スプロケ分解して掃除する人て本当に居るんですかね?
そんな分解掃除が好きなチャリダーは専用工具買っておくことをオススメします。
シマノ(SHIMANO) スプロケット戻し工具 TL-SR23 11S対応 Y13098510シマノ(SHIMANO) ロックリング締付け工具 TL-LR15 Y12009230
SHIMANO PRO(シマノプロ) カセットリムーバーセット R20RTLB032X
ちなみに私は、暇があると分解掃除しますし、ベアリングのグリス交換も
普通の人より頻繁にやります。
自転車乗るより、メンテナンスが好きなタイプです。
トータルキャパシティについて
今回は12-30Tを取り付けましたが、32Tとか34Tも存在するんですけど、
何でも取り付けられるわけではありません。
一般的にロードのリアディレーラには、ショートタイプ(SS)とミディアムタイプ(GS)
があって、それぞれで、トータルキャパシティ(許容範囲)決まっています。
トータルキャパシティは数値化されていて、リアディレーラーのスペックとしてカタログ
などに記載されています。
例えばシマノのRD-R9100-SS の製品仕様ですが、トータルキャパシティ35T
と記載があります。
こちらは RD-R8000-GSの製品仕様ですが、トータルキャパシティ39Tと共に、
使用スプロケットの最大、最小、フロントギアの歯数差まで記載されています。
この記載がある場合は、これに従わないと性能が保証されません。
トータルキャパシティの計算方法
トータルキャパシティ = (前クランクギア最大歯数 - 前クランクギア最小歯数) +
(スプロケット最大歯数 - スプロケット最小歯数)
で求められます。
私のバイクの場合、クランクギアは 50T-34T、スプロケは今回購入した12-30T
計算式に当てはめると
(50 – 34) + (30 – 12) = 34T (トータルキャパシティ)
となり、トータルキャパシティ34T以上のリアディレーラーが必要となります。
シマノのSSタイプの大半は トータルキャパ35Tなのでセーフです。
ちなみにスプロケ11-32Tになると
(50 – 34) + (32 – 11) = 37T(トータルキャパシティ)
となり、SSタイプではアウトで、39TのGSタイプに交換が必要になります。
では、キャパシティが足りないと、どうなるかというと・・・。
フロントをインナーロー、スプロケを最大にしたとき、リアディレーラのガイドプーリーと
スプロケの間にスペースがなく、チェーンの行き場がなくなり、変速不能となります。
最悪の場合、リアディレーラーに無理な力がかかり、ディレーラーハンガーと共に破壊。
更に最悪の場合フレームも破壊。後輪がロックして落車するかもよ。
チェーン交換が必要な場合もあります
スプロケを大きな物に交換した場合、チェーンの長さが不足する場合があります。
その場合は、チェーンを交換する必要があります。
27T、28Tから30Tならフレームのチェーンテンション調整で誤魔化せる場合がほとんど
ですが、リアディレーラーにかかるテンションが大きくなるかも知れません。
チェーンは消耗品なので、同時に交換する事も考えましょう。
基本的にプロショップに任せましょう
スプロケの交換は簡単な作業なので、工賃もそれほどかかりませんので、
ショップに丸投げでも良いでしょう。
自分でやると、工具も買わなければいけないので、割高になることもあります。
ちなみに私、一回しか使わない工具が家に沢山あります(笑)
最後に
こんなものも一緒に買ってみました。
まだまだ、リムブレーキ現役です。
ちなみに、在庫処分なのか、アルテのブレーキ安売りしてます!
早いもの勝ちかもよ?
あぁ、これも箱だけですww
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