22年ぶりの小湊鐵道再訪問となります。
桜の開花には早すぎましたが、沿線の菜の花は満開でした。
雪の舞い散る飯給駅(いたぶ駅)
3月下旬だと言うのに関東地方は季節外れの雪。
理想をいえば、手前の田んぼに張られた水に映る列車、その田んぼのあぜに菜の花、
そして満開の桜。
そんな脳内風景とは激しく乖離し、凍えるように咲く菜の花、水入れ前の田んぼ。
ここから見る限り枯れ枯れの桜。
しかし、3月に舞う雪の中に咲く菜の花。それも珍風景と自分を慰める。(涙)
それにしても、春の服装なので寒くてカメラを持つ手が震える。気温は2℃。
それでも陽当りの良い場所の菜の花は満開です。
よく見ると桜のつぼみは膨らみ、暖かい日が数日続けば間違いなく開花するでしょう。
駅前には白山神社の鳥居があり、その先は神社へ続く長い階段があります。
上総川間駅
翌日です。昨日の天気はなんだったのか。午前中は肌寒かったですが、まずまずの天気。
上総川間駅に停車する五井行きキハ40。
再び小湊で会えるとは思ってもいませんでした。
小湊で見るキハ40。なんとも不思議な感じです。
中部圏に住む私にとっては、高山本線、武豊線、区間快速で東海道線でも見かけた列車です。
日本全国の非電化路線で、国鉄時代から多く運用された気動車ですね。
カラーバリエーションも路線やJRグループによって多数ありました。
上総川間駅前には、スーツケースをコンクリートで固めたアート作品があります。
反対側は、スーツケースにレンガが詰められています。
駅舎からホーム側を見ると目の前は田んぼです。
季節ごとに素敵な風景が楽しめる事でしょう。
駅前には立派な桜の木がありますが、咲いておりません。
この後も、開花寸前の桜の木を見るたびにため息をつく事になります。
里見驛
私の中で小湊といえばこのイメージ。菜の花とキハ200。
後ろの桜が満開なら最高ですが。
小湊鉄道の駅はどれも魅力的ですが、里見驛は私のお気に入り。
構内はこんな感じで、貨車が留保されていますが、使用されている気配はありません。
映画のセットの様な素敵なホーム。
上りと下りではホームが別で、構内踏切を渡って移動します。
里見驛は有人駅で、ホームへは入場券を購入すれば入る事ができます。
上総大久保駅
トトロのいる駅です。里見驛の次にお気に入りの駅なので立ち寄ります。
22年前にも訪れましたが、列車の待ち時間が1時間以上あり、
ホウキとちり取りがあったので掃除を始めた記憶が蘇ります。
22年前と同じ風景がまだ残っていました。
桜の開花はまだでしたが、菜の花はまずまずでした。
なお、石神の菜の花畑へも行ってみましたが、
ん~、という感じだったので撮影しませんでした。
小湊鐵道はここまでです。
この後、いすみ鉄道へ行きましたが、次回の記事で紹介します。
「とまれみよ」の踏切とか。お楽しみに!
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