「全ての道は平戸橋に通じる」
豊田市及びその周辺にお住まいの方なら、この言葉の意味がよく分かると思いますが、
豊田市街から足助方面へ向かう道は、昭和の時代から平戸橋付近で大渋滞していました。
どんな抜け道を選んで渋滞を回避したとしても、結局矢作川を渡る平戸橋に集中していました。
とりわけ、秋の紅葉シーズンは平戸橋から足助まで数時間かかったりしていました。
その後、矢作川堤防道路が整備されたり、新たに平成記念橋が架けられ、高橋も拡幅されました。
最近では153号線バイパス(戸越町バイパス)の完成と平戸橋と平行して、平戸大橋が架けられ、
外環状線も完成し、平戸橋を渡らずに勘八峡方面へ抜けることができるようになりました。
さすがクルマの街豊田。道路整備事業のスピード感は素晴らしい。
そして、更に平戸大橋へ行くのに豊田市街をバイパスする
「国道155号線南バイパス・国道153号線北バイパス」の工事が本格化しています。
今回は、その工事状況と現場をウォチングするポタリング(サイクリング)
をしてきました。
逢妻女川自転車道
まずは、逢妻女川(めがわ)自転車道を進みます。
長らく工事区間がありましたが、現在はココ数百メートルだけになりました。
橋の架替えが完了しています。この橋を渡り対岸を迂回します。
自転車道をマッタリ走ります。
東新町5丁目西交差点
ここ「東新町5丁目西交差点」からスタートです。
155号線南バイパスは、知立方面からここまでは既に完成しており、その続きになります。
歩道橋から降りて知立方面を向いて撮影しています。
中央の半地下の道が155号線南バイパスですが、その先はありません。
同じ場所から振り返ると、まるで別世界。
建設現場を進む
ここから、東海環状自動車道「豊田勘八IC」まで建設現場沿いを自転車を走らせます。
鉄道の廃線跡や廃道サイクリンはよくやりますが、建設現場を巡るサイクリンて聞いた
ことないし、ポジティブ感半端ないです。
とりあえず、側道があればそれを進みます。
東新町交差点から数百メートルの地点ですが、丘が削られ切通しされており、
遠くに逢妻女川自転車道の白いガードレールが見えます。
迂回して下へ向かいます。
下から見上げたところですが結構な急斜面です。
まだ、工事車両が入れるようにされているだけなので、
最終的にどうなるかは分かりません。
逢妻交流館の脇をかすめて逢妻女川方面へ進みます。
再び急上昇して農道をオーバクロスします。
左奥が東新町交差点方面です。
そしてそのまま逢妻女川と自転車道をオーバークロスして、
逢妻女川の西側へ渡ります。
自転車道からの風景です。
橋架け工事が始まると、自転車道が通行止めになるんでしょうね。
逢妻女川の西側へ渡ったバイパス道。
片側2車線の本格的な高架道路のようです。
歩行者、自転車も通行できる側道もできると言うことでしょうか。
農道もアンダーパスできる様です。
県道520号(東郷線)はオーバークロスしてしまうのか。
県道520号を越えてしばらく進むと、インターチェンジらしき物が建設されています。
ここから県道520号へ出入りできる様です。
自転車道に戻り走行していると、トヨタ自動車貞宝工場あたりで、再びオーバークロスして
逢妻女川の東側に戻ります。
そして、逢妻町4丁目交差点付近をオーバークロスして、逢妻女川沿いに
名鉄上豊田駅方面へ進むと思われます。
名鉄上豊田駅方面を望む。
ブルーシートをかぶった土の山が見える。
そして見失う・・・
ブルーシートの反対側に来てみましたが、この先は建設現場ぽい場所は見つからず・・。
ここはどこだろう。完全に見失う・・。
おそらく、この先はまだ着工できていないと思われます。
なお、逢妻町から先は国道153号線北バイパスとなります。
とりあえず、豊田勘八ICへ先回りして、戻りながら建設現場を探す事にします。
名鉄平戸橋駅
豊田勘八ICに向かいつつ、ちょっと寄り道します。
フットサルクラブ前の上り坂を登り切ると、石神大明神があり、
名鉄三河線が大きくカーブしながら田園を進みます。
遠くに豊田勘八ICが見えます。
石神大明神の脇道を名鉄の線路方面へ下ると、車高の低い軽自動車なら
ギリギリ行けそうな、ちょっと素敵なトンネルがあります。
名鉄平戸橋駅に立ち寄ります。
ちょっとイイ駅でしょ。
ホーム端(豊田方面)を流れる枝下用水路を渡る電車
用水路沿いに咲く紫陽花
豊田勘八ICへ先回り
平戸大橋を渡ります。
素晴らしくきれいな道路です。
橋の上から、きれいな矢作川と平戸橋が見えました。
東海環状自動車道の豊田勘八ICまで来ました。
自転車で進めるのはここまでです。
もちろんこんな所に自転車来ているのは私だけです。
振り返ると結構登っていたようです。
道路脇に長い階段があったので登って見ましたが、特に何もなく、人の家の畑でした。
遠くに豊田スタジアムや、平成記念橋のアーチが見えます。
平戸大橋西交差点
そして、豊田勘八ICから一気に下って、平戸大橋西交差点に戻って来ました。
信号機の向こう側に土の山が見えます。
ここから、再び建設現場をたどりながら、豊田市街地方面へ向かいます。
名鉄三河線、平戸橋駅付近に戻ったところで、土手を行く名鉄電車が来たので
撮り鉄しておきました。
ここは三河線の有名撮影地ですが、バイパス道がちょうどこの上あたりをクロスすると
思われます。
ここ数年で、少し景色が変わるかも知れません。
枝下用水路沿いを進む
名鉄平戸橋駅裏から続く、枝下用水路沿いの散歩道を進みます。
用水路の左沿いに国道153号線北バイパスが建設されています。
やがて、用水路は右に反れて、バイパスはそのまま篭川の方へ向かいます。
途中、バイパスが横切る道路にあった謎の標識。
古そうな木製で、消えかけた文字で153号線豊田北バイパスと書かれています。
「本線中心」の意味も不明です。
篭川の堤防で再び見失う
そして、篭川の堤防に突き当たります。
堤防の上から、建設現場が見えますが、ここに橋を架けるのか?
しかし対岸は住宅密集地なので、無理っぽいですね。
ここで、再び建設現場を見失い、篭川の堤防道路を北へ進む。
そして、堤防の右岸はここ篭川公園に突き当たります。
しっかり調べて来なかったので今日はここで詰みです。
帰宅後調べたところ、ルートそのものは間違ってなく、篭川沿いを進み、
ここ篭川公園の北側で国道419号線、愛知環状鉄道、篭川を渡る様です。
その先はすぐに名鉄上豊田駅ですからちゃんと繋がります。
おそらく、この辺りが一番の難所になると思われ、まだ着工されてない様です。
今後も建設状況をウォチングしていきたいと思います。
最後になりますが、2022年6月25日現在、私が現地で見たままの情報です。
間違っているかも知れませんのでご承知おき下さい。・ω・
詳しくは国土交通省 中部地方整備局 名四国道事務所のページをどうぞ
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