すっかり引っ張ってしまった名鉄ぷらり旅シリーズも最終回です。単純に更新をサボっていただけなんですが。中部国際空港から名古屋駅へ戻って、三河線の「三河八橋駅」へ向かいます。なぜ「三河八橋駅」なのかというと、最近高架化され、それに伴って駅が新しくなったので単純に行ってみたいだけです。
名古屋駅で列車を待っている反対側のホームでは、新聞の積み込み作業の準備をしていました。夕刊の輸送は、今でも鉄道を利用しています。専用の車両ではなく、普通の営業運転の列車に積み込まれます。昔から、新聞列車と呼ばれています。
急行豊川稲荷行きがやって来ました。こいつに乗って知立へ向かいます。
知立駅はいよいよ建て替え工事が本格的に始まっています。ホームが極点に狭くなっているところがあります。
愛知県知立連続立体交差事業のページはこちらです
http://www.pref.aichi.jp/0000018472.html
そして、こちらが新しい三河八橋駅です。すばらしい近代的な駅になっていました。古い駅舎は既に取り壊されてありませんでした。
古い駅舎があった場所は空き地になっていました。これからここにロータリーでもできるのでしょうか。それでは中を見てみましょう。
改札はこんな感じです。それほど乗降がある駅では無いので、比較的こぢんまりしています。私以外には人影はありません。土曜日の午後3時近くですから。
ホームに上がる階段です。
単線区間なので島式のホームです。ちょうど知立方面の電車が入って来ました。私は、反対の豊田市方面へ向かいます。
この区間はワンマン運転ですので、ホームセンサーが設置されています。
ホームから知立方面を見たところです。高架はすぐに地上へと降りてしまいます。
そして、三河線(山線)の終点である猿投に向かいます。
猿投に到着しましたが、ここは、すぐに同じ電車で折り返します。この後、三河線(海線)の終点碧南へ向かいます。とりあえず、知立に戻ります。
知立から碧南行きに乗り換えて、猿渡川を渡ったあたりで、日は西に傾きます。冬の日没は早いです。
碧南駅に到着しました。人影もまばらで、吉良吉田方面へ向かうバスを待つ学生が数人寒い駅舎の中で震えていました。
駅前のたばこ店の看板は、とうとう「ば」だけになってしまいました。「うどん」の看板は新しくなったような気がします。(赤いやつ)
そして、ここ碧南駅で今回の名鉄ぷらり旅は終了です。
近代的な特急列車が走る「空港線」、新しくなった「三河八橋駅」全く変わらない「碧南駅」廃線濃厚の「広見線」末端。
寒い碧南駅のホームで、今日一日で見た光景を思い出しながら、ちょっぴりセンチメンタルな気分になった冬の夕暮れ時でした。
終わり。
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