愛知県豊田市のサイクリングロードといえば、安城豊田自転車道が有名ですが、
もうひとつすばらしい自転車道があることをご存じでしょうか。
昔一部を走ったことがあるだけで、その自転車道の名前や、どこが起点で、
どこが終点なのか、詳しいことは全く知りませんでした。
ところが、ふとしたきっかけから、改めてこの自転車道について調べ、
走りたくなりました。
とにかく現地調査します。
その自転車道の名は「逢妻女川自転車道」名前の通り、逢妻川の堤防に沿って伸びる
自転車道です。
現在は、豊田市駒場町のエディオン豊田商品センター付近(上の写真)から名鉄豊田線の
浄水駅付近までの全長約17キロが開通しています。
最終的には、刈谷市総合運動公園から知立市の逢妻橋を経て国道1号線を横切り繋がる
計画のようです。
エディオン豊田商品センターから走り出してすぐに、伊勢湾岸自動車道が見えます。
このあたりは、かすかな向かい風で、時速30キロ程で快調に飛ばします。
途中、市街地に出ることなく、常に右か左に逢妻川が流れていて、
あたりは田畑ばかりです。
遠くに豊田自動車の「○○工場」がいくつも見えて、車の街豊田市だと実感します。
東名高速道路をアンダークロスして、さらに田んぼの中の1本道を快適に走ります。
とにかく、自転車が走っていません。歩いている人は時々追い抜いたり、
すれ違ったりしますが、自転車がほとんど走っていない、貸し切り自転車道です。
途中、堤防の工事で通行止めの区間もありましたが、
迂回してすぐに自転車道に戻る事ができました。
やがて、自転車道の風景は変わり、田んぼの1本道から、左側に樹木が茂る森を
見ながらゆるやかに左に曲がります。
この森の正体は、ゴルフ場のようです。
そして右手に立派な建物が見えました。
どうやら名鉄豊田線の浄水の駅前にある病院や学校のようです。
ところが、何の予告もなく突然自転車道はなくなりました。
先に進むことはできず、来た道を少し戻り、国道へ出ます。
そう、ここが自転車道の終点のようです。
この後名鉄浄水駅前へ向かいます。
随分おしゃれな駅になりました。豊田線が開通した頃に一度だけ浄水に
来たことがありますが、駅しかない駅だったと記憶しています。
ところで、今回は、ロードレーサーとして蘇ったプロトン号で走りました。
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