名古屋結婚披露宴での会話あるある
「新婦さん、菓子まきもやらせんかったらしいね」
「ほーかん、ほりゃいかんがね」
「嫁入りトラックもなかったらしいわ」
「新郎さん、東京の仁だで、断ったらしいね」
「そんなもんあかすか」
「ほーでも今時の若いこらんは、そんなんだがね」
「しょうがあれせんて」
<解説します>
名古屋及びその周辺、三河などでは、嫁入り道具を紅白の布を絡ったトラックに満載し、
新郎の家に運び込み、近所の皆さんに披露すると共に、お菓子の詰まった袋を大盤振る舞い
するということが行われます。(最近はなくなりました)
なお、このトラックがバック(後退)することは、「出戻る」事を連想させ、縁起が悪いと
され御法度。対向車などに「ご祝儀」を渡し、進路を譲ってもらうなどの対処をします。
■第4回 明道町お菓子問屋街・延命地蔵編
現在は明道町という町名は正式には存在しませんが、名古屋高速明道町JCT付近一帯に
お菓子や文具、玩具(プラモデル)の卸の店が軒を並べています。
むかし駄菓子屋でくじを引いて買ったお菓子など、懐かしい物もあります。
業者だけでなく、一般人への小売をしてくれる店もあります。
しかし、土曜、日曜はシャッターの閉まった店舗が目立ちます。平日なら営業している
のかも知れませんが、明らかに廃業した様に見える店舗や崩壊しそうな家屋が目立ち、
危険さえ感じます。
中央菓子卸市場の崩壊しそうな建物がありますが、中を覗いても営業しているのは入り口
付近の店舗だけの様に見えます。
この中央菓子卸市場脇の細い路地へ入ると隅田神社という恐ろしく狭い神社があります。
問屋街の外れに「なごや小学校」があり、北側の住宅街の一角に「延命地蔵」があり、
突然目に飛び込んでくる多数のおじぞうさんにはっとします。
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