【名鉄弥富】ちょっとイイ駅「隅っこの名鉄弥富駅」 | Silent Dream | an氏の雑記

【名鉄弥富】ちょっとイイ駅「隅っこの名鉄弥富駅」

名鉄「迎春1DAYフリーきっぷ」を利用して名鉄津島線・尾西線末端(終着駅)弥富駅へ
行ってきました。(2023年迎春1DAYフリーきっぷの販売、利用期間は既に終了)

須ヶ口から津島線で「佐屋駅」へ

名古屋本線「須ヶ口駅」から津島線に乗り換えるのですが、この日は津島線直通の佐屋行で、
終点佐屋まで乗車します。

あと2駅で終点の弥富ですが、手前の「佐屋」止まりです。

津島方面から佐屋へ来る列車は、朝夕の通勤時間帯は、特急も含めれば、なんと1時間に6~7本も
ありますが、佐屋から弥富へ向かう列車は、通勤時間帯でも毎時3本。基本、1時間に2本です。

待ち時間15分程度で、向かいのホームに弥富行きの普通電車が入線してきました。

停車駅は、お隣の「五ノ三(ごのさん)駅」、終点「弥富」です。

ちょっと面白い駅名だったので、思わず撮影してしまいました。

終点弥富駅(隅っこの名鉄弥富駅)

そして、終点弥富駅。(帰りに撮影したもの)
隅っこのホームに停車します。

弥富駅はJRとの共同使用駅

弥富駅はJR関西本線との共同使用駅となっていて、JR関西本線の名古屋方面と名鉄が同じ
ホーム(対面)から発着する珍しい駅となっています。

<乗り換えの利便性抜群>

JR(名古屋方面)⇔ 名鉄への乗り換えの利便性は抜群。
金山総合駅の比ではありません。電車降りたら、5秒で乗り換え完了です。

<ICのりかえ改札機>

ICカード利用時の JR ⇔ 名鉄 乗り換えは、JRが設置したホームにある乗り換え
専用改札を利用します。

・JR線から名鉄線への乗り換えはピンク色の改札機にタッチ

・名鉄線からJR線への乗り換えはブルーの改札機にタッチ

この乗り換え改札機が、ホームの2カ所に設置されています。
駅を出る場合は、通常の改札を通ればよいです。

詳しくはJR東海のサイトをご覧下さい

素敵な構内跨線橋

電車を降りてホーム前方へ歩いて行くと、いかにも古そうな構内跨線橋があります。

もともと木造だった物を廃レールなどで補強したのでしょうか。
そんな印象を受けましたが、詳細は不明です。

改札側の上り口ですが、名鉄を案内する看板はこれだけです。
下段の「名鉄線」(小文字)津島方面

名鉄は、JR弥富駅の隅っこをちょっと使わせてもらっているという印象を受けました。

改札を出てみる

これが、弥富駅の駅舎ですが、名鉄的な成分が全くありません。
初見で、ここから名鉄電車に乗車できることはわからないと思います。

弥富と言えば金魚の産地で有名。
しかし、駅前に金魚の養魚所や直売所があるわけではありません。
駅舎の入り口付近にこのような金魚の彫刻が飾られていました。

駅舎の真正面にある「伊勢屋」どう見ても営業していません。

駅を出て道を左に進みます。 特に何もなく、駐車場が目立ちます。
喫茶店「COFFEE ボン」こちらは営業してそうです。

「自転車預かります 伊勢屋」とありますが、あの駅前の伊勢屋さんチェーンでしょうか。

近鉄弥富駅へ

自転車預かり所をさらに進むと踏切があり、近鉄の特急電車が横切りました。

そしてこの踏切の左側が「近鉄弥富駅」です。

JR弥富(名鉄)から100メートル程度で、実際に歩いてみると非常に近いです。

立派な駅です。

また踏切が鳴って、特急「ひのとり」が猛スピードで普通電車を追い越していきました。

弥富から名古屋へ出るのに利用する鉄道は・・

弥富は鉄道3社が競合する激戦区だと言うことがわかりました。

名古屋に出るのにどの鉄道会社を利用すれば良いのでしょうか。

Yahoo乗り換えで検索してみましょう。

名鉄

Yahoo乗り換え案内では、候補として上がりませんでした。

名鉄の乗り換え案内で検索

所要時間 38分
乗り換え回数 1
運賃 570円
JR
所要時間 20分
乗り換え回数 0
運賃 330円
近鉄
所要時間 15分(急行)
乗り換え回数 0
運賃 360円

名古屋駅へ出るには近鉄利用が優位に思いますが、運賃は30円高いです。

名鉄が、JR弥富駅の隅っこからひっそり発着している理由を垣間見たような気がします。

再び名鉄で名古屋方面へ向かいます

フリーきっぷがあるので名鉄利用一択です。

弥富からの帰りの電車の広告が、一編成全部東海オンエアーでした。「カモン!岡崎」

最後に特典画像

1998年10月 弥富駅訪問

時代と共に、向かい合うJRと名鉄の車両が随分変わりました。

こんな時代もありました。

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