愛知県常滑市「りんくう町」のお散歩記事です。
「りんくう」はひらがな表記ですが、漢字で「臨空」で良いのでしょうか。
空港の隣なので「隣空」ということも考えられます。知らんけど。
今回は鉄分(鉄道要素)多めの記事になります。
2枚の写真
はじめに2枚の写真をご覧ください。
いずれも2006年2月に撮影されたもので名鉄「りんくう常滑駅」開業1年後のホームから
撮影したものです。
右側に見えるのが「とこなめボート」ですが、さえぎるものはありませんでした。
駅へ行くための道路と駅前ロータリーと駅しかない荒野でした。
駅前のホテルはほぼ建設が終わり、開業準備中だった記憶があります。
「中部臨空都市分譲中」のブルーの看板は現在もあり、そのまま空き地になっています。
こちらは、上りホームの先端あたりから海側を撮影しています。
セントレアラインの「りんくう料金所」がよく見えます。
現在ここにはイオンモール常滑が建っており、ホームから料金所を見ることはできません。
2006年のミュースカイ
もちろん荒野を撮影しに来たわけではなく、ミュースカイも撮影しました。
2006年2月に撮影したもので、セントレア開業1周年ラッピングのミュースカイが
運行されていました。なぞの旅人フーです。
当初、最小編成は3両での運用でした。
2023年のミュースカイ
セントレアラインと並走するミュースカイ。(2023年5月撮影)
上の写真とは撮影日が異なりますが、少しカメラの角度を変えるとセントレアラインを隠して
海を渡る列車を撮影できます。(2023年5月撮影)
春の穏やかな伊勢湾を渡り中部国際空港へ向かうミュースカイ。
現在の最小編成は4両です。
空港線とパノラマカー
パノラマカーはすでに廃車されましたが、バリアフリーの関係で、後期型の7500系は入線できず、
初期型の7000系で運用されていました。
今から思えば海を渡るパノラマカーを見ることができたのは、空港線開業の2005年1月から
パノラマカーラストランの2009年8月までの4年弱と短命だったのですね。
中部国際空港で折り返し回送される7000系パノラマカー(2005年8月撮影)
ちなみに、1000系(パノラマSuper)も現在空港線の定常運用はありませんが、
特別車のドアが折りたたみ式のため、バリアフリーでない事が理由の一つです。
それでも、新型の2200系の増産が間に合わず当初はパノラマSuperが運用されていました。
名古屋向きの展望席はありません。
現在はイベントでの運用はあるようですが、ちょっとした騒ぎになりますよね。
りんくう緑地
イオンモール裏の海岸沿いは「りんくう緑地」として整備されています。
イオンモール南側にある歩道橋を渡り海岸へ行くことができます。
海岸沿いにヤシの木が植えられ、リゾートの雰囲気を出しています。
堤防の一段下がったところに釣りをする場所があり、サイクリングやランニングする人と
別れているところは良いです。
ここでは、釣りをしながら名鉄電車を見たり、撮影できます。
中部国際空港に着陸する飛行機の写真を撮ることもできます。(2005年撮影)
りんくうビーチ
イオンモール裏にある白浜のビーチで、バーベキュー場や夏季には海水浴もできます。
夕焼け撮影ポイント(サンセットビーチ)
西側に海が開けているので、絶好のサンセット(夕焼け)撮影ポイントでもあります。
多少、誇張しておりますが、望遠レンズがあって、コンディションが良ければ誰でも
ドラマチックな写真を撮ることができます。(2005-2006年頃撮影)
イオンモール常滑
みんな大好きイオンモールです。
りんくう常滑といえばイオンのある所と言っていいでしょう。
イオンの玄関先にそびえる巨大招きネッコ。
ワンダーフォレスト「きゅりお」
ここもイオンの施設でイオンモール常滑の一部です。アスレチックや温泉施設、カートのサーキットなどがあります。入場は無料ですが、各施設を利用するには料金が必要です。
簡単に一部の施設を紹介します。
ワンダースカイ
空中でやるアスレチックです。もちろん命綱を着けます。
常滑温泉 マーゴの湯
シーサイドサーキット
いわゆる遊園地のゴーカートではなく、そこそこガチなサーキットの様です。
完全な予約制ではなく、空いていれば乗れるみたいですが、詳しくは公式サイトを御覧ください。
イオンモール常滑公式ホームページ :: 好奇心いっぱいの森「ワンダーフォレストきゅりお」
めんたいパークとこなめ
明太子の老舗かねふくの直売所で、明太子のテーマパークを併設しており工場見学もできます。
場所はコストコの裏側になります。
屋根の上にある赤い物体は「めんたこ」のオブジェで「タラコン」と言うらしいです。
店内で大小ぬいぐるみが販売されており、シンボルキャラクターて事のようです。
タラコミュージアム
タラコミュージアムでは、明太子に関する歴史や作り方などを紹介する展示物があり、
無料で観ることができます。
かねふくの明太子には規格サイズがあり、一番大きいものをUJBと呼び500gを超えるもので、
ご覧の通りの大きさです。
工場見学
ガラス越しに明太子を製造している工場がいつでも見学できます。
本日の生産量、作業員の方の人数が貼り出されていました。
作業員の方のエプロンの色は作業ごとに色分けされていると説明されていました。
作業の流れ
1.原卵・解凍(白エプロン)
2.塩漬け(白エプロン)
3.選別・熟成(水色エプロン)
4.計量・包装(ピンクエプロン)
明太ソフト
そして最後に明太ソフト(360円)を頂きました。
明太子のパンチの効いた味かと思いましたが、ソフトな甘味があって上品な美味しさでした。
普通のソフトクリームもありましたが、ぜひ明太ソフトにチャレンジしてみてください。
刺さっているせんべいが明太子のパンチの効いた刺激的な味でした。
その他のお店など
りんくうに有るその他のお店や、施設をチャリに着けたGoProで撮影した動画から
切り出して貼っておきます。
1枚目に貼った荒野の写真。そこにできたお店です。
名鉄「りんくう常滑駅」
COSTOC
ニトリ
とこなめボート(裏駐車場)
とこなめボート(正面入口)
招き猫通り(焼きもの散歩道)
ここはりんくうではなく「焼きもの散歩道」です
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