Canon EF50mmF1.8II を持っていますが、その後継機Canon EF50mmF1.8STMを買いました。今更50mmのエントリーレンズなんて・・・・、と言われそうですけど、なかなかどうして、結構使えるかもよ。
後継機のよくなった点、残念な点をまとめておきましょう。
個人的な感想も含みます。
<よくなった点>
・フォーカス時に「ジィーゴ、ジーゴ」いわなくなった。
AFモータが、DCモーターからSTM(ステッピングモータ)に変わった。
もう、これだけで十分買い替えの理由になると思う。
・絞り羽根枚数が5枚から7枚になった。(ボケ方に影響する)
一般的に絞り羽根枚数が多いほど、ボケが円形に近づくので、ソフトなボケになると
言われている。
・最短撮影距離が45Cmから35Cmになった。(近寄って撮影できる)
これは普通にうれしい。
・マウントが金属製になった。
樹脂製でも強度的に問題はないらしいが、チープさがなくなった。
・レンズコーティングがデジタル時代のものになったらしい。
<残念な点>
・マウントの金属化の影響か、重量が30gアップした。
しかし、体感できないし、そもそも総重量160gで、激軽なので問題なし。
・さらに外見がチープになった(気がする)
・値段が高くなった。(定価ベースで7,000円程度)
しかし、実売15,000円程度(2018年5月現在)で激安なので許容範囲
・普通の安いレンズになった(個人的な感想)
前モデルは、ひと癖あった個性的な描写だったけど、ほどよく欠点が改善
されて、悪くいうと普通の安いレンズになった。
ボケ味はやはり安さを否めない、ヌケ感がない。(ザラザラ感がある)
発色もLレンズと比較してしまうと、なんだかベタな感じがする。
開放時、多少周辺の光量不足を感じる。
やはり、単焦点レンズの入門機。さらにヌケや発色を求めると “L”の領域て
事になってくる。キャノンは”Lレンズ”以外に名玉少ないので。
やっぱり、赤い線の入ったレンズ買おっか、て事になる。
餌レンズと言われる由縁である。
では、早速「有松」で撮影してきたので、百聞は一見という事で、ご覧下さい。
因みに旧レンズの試し撮りも「有松」でやってました。
過去記事のリンクを貼っておきます。
有松・笠寺ちょいフォト散歩 (EF50mmF1.8II)
ボディ : Canon EOS 6D
レンズ : Canon EF50mmF1.8STM
現像 : Lr5.7 ※RAW撮影後ほぼノーレタッチでJPEG出力しています。
※ほとんどF1.8~F2.8の開放域で撮影しています。
これだけ写って1,5000円程度なら1本持っておいて損はないと思う。
とにかく軽量コンパクトで、EOS6Dと組み合わせると、さらにコンパクトで
1眼レフを持ち出そうという気分にしてくれるところが最高。
Photo Gallery Silent Deram にもアップしました。ご覧下さい。
名古屋市有松 ~Canon EF50mmF1.8 STMで気ままに~
最近50mmの味みたいなものが少し分かった気がします。
やはり、次はこれを試してみたいけど、10倍のお値段だからね。
来月、2018年6月2日、3日は有松縛りまつりが開催されます。興味のある方は是非お越し下さい。
愛知県の公式観光ガイド 有松絞りまつり2018
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