2020年10月3日から11月15日まで愛知県刈谷市美術館で開催された
村上康成の世界展を観てきました。
村上康成という名前にはあまりなじみがないかも知れませんが、
村上康成の作品を目にしたことは一度はあるのではないでしょうか。
特にアウトドア好きで、BE-PALという雑誌を読んでいた方は、
表紙や付録などに村上さんの作品が施されたグッズが度々付いてきて、
一定のファンや熱心に収集している方もいます。
私も、タオルやTシャツ、ステッカーなど持っていましたが、
アウトドアブームの終息とともに記憶の彼方に消えていました。
児童向けの絵本も多数あり、デフォルメされた魚や鳥を独特な色彩で描いた
作品は強く惹かれるものがあります。
作品の見本がないので、アマゾンの商品リンクになりますが、興味のある方は
クリックしてみてください。他にも多数あります。
ピンク、ぺっこん
刈谷市美術館の展覧会は入場無料で、主に作品の原画が展示されていました。
原画なので、あまり派手さはありませんが、滅多に観られるものではありませんので、
ファンの方は必見です。
https://www.city.kariya.lg.jp/museum/
ついでに、再開発された刈谷駅前付近をぷらぷら散歩してきました。
すっかりきれいになった刈谷駅周辺に驚きました。
刈谷駅南口ロータリーは広くなり、歩行者はスカイデッキという、定番の構造です。
昔は、北口(JR側)がメインというイメージでしたが、再開発後は、反対側が栄える。
そんなありがちな感じです。
スカイデッキで駅から直接商業施設へ行ける構造です。
ガラス張りで、近代的なイメージのおしゃれな建造物がありましたが、
何かは確認しませんでした。
みなくる刈谷という商業施設の様です。
イベント用の屋外ステージなんかもあります。
多層構造の自転車置き場。オサレですね。
駐車場はとにかくあちこちにあります。
刈谷市はトヨタ自動車の重要な関連企業が多数集まるクルマの町。
クルマ中心の社会です。
100メートル離れたコンビにでも、クルマで行きます。
刈谷駅は名鉄三河線とJR東海道線の乗り換え可能なターミナル駅です。
現在は南口と北口は、自由に行き来できますが、昔は北口はJR(国鉄)、南口は名鉄の駅員が居て
それぞれが別の会社の切符を販売するような感じでした。
しかし改札を入ってしまえば、JR、名鉄どちらのホームへも行けてしまう構造でした。
現在は通路上で改札がそれぞれ分かれました。
こちらが北口です。
こちらもロータリーの上をスカイデッキで歩行する構造になっています。
しかし、駅名表示は「JR刈谷駅」となっています。
1階にJR専用の改札はありませんが、昔の名残なんでしょう。
北口は一変して、比較的古い建物が残り、居酒屋などのが目立ちます。
自動車系の企業が多数あるので、それなりに需要もあるのでしょう。
駅前のロータリーも整備されて、シルバー基調の近代的な建物が目立ちます。
北側には自動車関連企業が軒を連ねています。
デンソーの本社ビルが見えます。
その周辺には、トヨタ車体、アイシン本社、ジェイテクト(旧トヨタ工機)などがあります。
お金持ちの刈谷市の豊かさみたいなものを駅前をみて感じました。
とりあえず、刈谷散歩はこんな感じです。
後は、途中で撮影したおまけ写真を貼っておきます。