早朝の伊賀鉄道上野市駅(通称「忍者市駅」)付近の踏切。
通過していく電車から視線を感じます。そう、これが忍者電車の側面です。
今日は、初の伊賀鉄道訪問です。
踏切から忍者市駅方面をみると、ビルとビルの狭い間を通り抜けています。
この辺りは、古くからの城下町で、クネクネと忍者電車が住宅街の軒をかすめる様に進みます。
忍者の町
単なる通称かと思っていましたが、忍者市駅の方が文字がデカイです。
「忍者市駅」実際に文字にして見るとカッコイイ。素敵な駅舎です。
因みに上野市は、平成の大合併で伊賀市になっています。
駅名だけでなく、街の至る所に忍者がなりを潜めています。
忍者電車と松本零士
忍者市駅前には松本零士さんの作品「銀河鉄道999」の「徹郎・メーテルブロンズ像」があります。
そうなんです、忍者電車ラッピングの絵は松本零士さんのデザインです。
一日フリー乗車券購入して、ホームに入ると伊賀神戸行きの電車が止まっていたので飛び乗ります。
一日フリー乗車券は大人740円で主要駅の自動券売機で購入できます。
また、RYDE PASSアプリ内での購入も可能です。詳しくは公式サイトで。
忍者市駅から伊賀神戸駅間は概ね30分間隔で運用されています。
伊賀線は全区間単線で、途中駅で入換が行われます。
終点の伊賀神戸駅では、近鉄大阪線に乗り換えることができます。
一方、忍者市駅、伊賀上野間は60分間隔の運用で、
伊賀上野駅ではJR関西線に乗り換えができます。
上林の溜池
上林駅で下車します。遠くに民家が見えますが、駅前には自転車置き場と田んぼしかありません。
伊賀鉄道で一番の秘境駅かも知れません。
電車が過ぎ去ると、静けさと9月というのに34℃近い厳しい残暑だけが残ります。
ここから400~500メートル歩き、農業用の溜池のあるところで写真を撮ります。
暑い中せっかく歩いて来ましたが、田んぼには黄金の稲が収穫を待つばかりになっており、
溜池には水が少なく、かなり残念な感じです。
先ほど乗車してきた列車の折り返しを撮影します。
伊賀神戸行きの列車を待って撮影しますが、水が少ないことでテンション上がらず、なんとなくシャッター押して
来た道をとぼとぼ帰ります。
桑町跨線橋
桑町駅で下車します。
味のあるいい駅ですね。次は、古いレンガ造りの跨線橋を見に行きます。
駅前の道を忍者市駅方面へ歩きますが、結構な登り坂です。
途中右折して細道を進みますが、古い民家が多く、エモいです。
さらに進むとありました。レンガ造りの跨線橋です。こちらはエモいを通り越してかなりヤバい感じです。
なんとか列車と絡めて撮影できないかと、アングルを探しますが、ここではこれが限界でした。
遠くから撮影できないかと移動しますが、結局撮れるような場所は見つからず、これで終了です。
茅町駅
レンガ跨線橋の撮影場所を探して、結局一駅歩いて「茅町駅(かやまち)」まで来ました。
ここから、一駅先の「広小路」へ戻ります。
広小路駅
茅町から広小路、上野市駅(忍者市駅)間はくねくねカーブの連続で、広小路駅は急カーブの途中にあります。
民家を避けるように蛇行しながら入線してくる忍者電車(ピンク)
広小路駅の踏切をゆっくり通過する忍者電車。圧倒的な視線を感じます。
旧伊賀街道
広小路駅前から東へ延びるのは「旧伊賀街道」
ここが伊賀街道起点の地という石標があります。
城下町
上野市駅(忍者市駅)から西大手駅付近は、城下町らしい商店や古い建物が保存されています。
旧大和街道沿いにある判子屋さんと古い建物。現在は空き家になっていました。
お城と電車
そして、最後に伊賀上野城と列車を絡めて撮影。
忍者電車ではありませんでしたが、今回はよしとします。
伊賀上野駅方面へは行かず帰りました。
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